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20230318 療養メモ 年月の流れにどう向き合うか

双極性障害と付き合いながら生きていくには、自分の特性をよく理解しておくことが何より重要になる。
自分の特性を見つけるのは、セルフモニタリング。
そして、その特性上出てしまう行動があるから、その行動が双極性障害の悪化につながらないようにするための工夫によって行動を変える必要も出てくる。
それが、セルフコントロール。
自分自身でコントロールできるものでもないものは、周りへの協力をお願いすることに繋げていくしかない。

自分は、変わらない日常を続けたいと思う自閉的なところがある反面、色々と細々とした問題点に気づいて改善していきたい、改善すべきという思考が出てくる多動的なところがある。
この両方がものすごく鬩ぎ合うために、思考が高くなっていく。
頭の中で考えているうちに、ワーキングメモリから溢れ出てしまって、何を考えていたのかわからなくなってしまうので、もう一度スタートに戻って考え直すことをしてしまう。
グルグル思考のパターンでもある。
この際、自分に持っていないものがあれば、色々と調べてより良いものを探したい欲求も出てくる。
その中で、ものすごく強い理想像みたいなものが生まれる。
理想像が現実と遠いがために強い焦りも出てきたり、自分ができないことだからこそ出来るようになろうと無理をしたり、そうして過活動や過労気味になる。

この自閉的なところと多動的なところが行ったり来たり。
自閉的な状態が強い時は、鬱。
多動的な状態が強い時は、軽躁状態。
両方混ざる時もある。
それは、混合状態。

基本的な自分の状態というのが、こうした物差しで見ることができるようになってきた。

今日の自分は、その両方が混ざっている状態だ。
今日は、この1年間ほど仕事でお付き合いのあった三人との最後の日だったからだ。

出会いがあれば必ず別れがある。
当たり前なのだが、どうも自分は別れが辛い。
区切りと言えば区切りなのだろう。
でも、ものすごく大きな寂しさが、身体全身を包み込んでしまう。

今は、幸いなことにネット上で繋がることもできたりする。
昔に比べると繋がりやすい時代かもしれない。
しかし、生活の一部として存在していた人たちというのは、ネット上のつながりとは全く違う感覚でもある。
そばにある自分が大切にしてきた何かが手元を離れてしまう寂しさなのだろうか。

また別のところに行っても、活躍を願うばかりである。

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