見出し画像

浪人実況#2 大学受験敗因分析

国立前期不合格から3週間、youtubeなどで浪人生に向けての動画を見ていたところ、多くの方が「昨年度の反省をしろ」と言っていたので、逆張りせず、プロの意見を参考にして高校三年間の振り返りと受験の敗因を探ります。

受験結果がわかる前から自分の勉強法に問題があることは察していた部分があったので、この敗因分析はもう一年受験勉強をするうえでの必要性を感じていました。

正直、私の受験に向かう態度は非常に舐めたものであったので真剣に向き合ってきた方は不快に感じるかもしれません。すみません。
とりあえず受験勉強を始める前のことも書きますが、読み流してください。


高校受験前

公立小学校、公立中学校に通っていたため、中学卒業まで高校範囲の勉強には全く手を付けていませんでした。
高校受験をして地元の公立高校に進学しました。

高校入学~受験期前

高校入学から受験勉強開始(高3の9月)までは勉強してませんでした。
とにかく自分は勉強が嫌いだったのと、勉強に関しては放任の高校の環境に甘んじたためです。
学校行事などに熱中していて受験勉強に取り掛かることなく、気が付いたら9月でした。
そもそも勉強していないので、分析もクソもありません。

受験期(高3の9月~)

学校行事が終了し、受験勉強に着手しました。
それまでかなりの勉強嫌いの私でしたが、突然勉強の楽しさに気が付いたことに加え、周りの受験生と違って全く受験疲れがなかったため、ここからの半年間は比較的集中して勉強に取り組めた気がします。
以下、具体的な受験失敗の原因だと考えることです。

勉強量不足

いうまでもなくといった感じです。
積み重ねがない状態であるにも関わらず、受験勉強の開始が高3の9月、全落ちも妥当な結果です。
9月以降は平均すると平日6時間、休日13時間くらいの勉強時間でした。

基礎の不徹底

本来なら高1,高2の二年間で基礎を固めるべきなのですが、その時期に勉強していないので、基礎力を持たないまま受験まで半年を切りました。
基礎力がないことの自覚は薄々ありましたが、受験が近づいていることの焦りから、発展の内容に取り掛かってしっ待っていました。当時はそうするしかなかったように感じていましたが。やはり基礎から積み上げていくべきでした。

国語に関して、古文漢文の知識は全くありませんでしたが、共通テストで文法問題が出題されることもあり、ここはなんとか一通り基礎からやり直しました。北大の国語も合格点レベルに必要なレベルまでなんとか持って行けたと思います。受験直前で詰め込んだだけで抜けている部分もあるので次の模試までにもう一度やり直します。

数学に関して、文系の数学の赤を過去にほとんどの問題ができるようになるまでやっていたので、比較的基礎も固まっている気になっていました。国数と比べて、二次関数・ベクトルなど頻出の分野は過去問を解いていてもできる問題がありました。まあ、そんなのは錯覚で、異次元の易化であった2024北大文系数学で階差数列の解法は脳内から消し飛び、整数問題も正解までたどり着きませんでした。点数的な今年の不合格の原因はここにあったと思います。この失敗は重く受け止め、予備校の授業・テキストを利用しながら基礎の徹底に努めます。

英語に関して、一番ひどいのが英語です。北大英語の英単語のレベルはそこまで高くないので、英単語は北大英語がなんとか読めるくらいには覚えました。来年は京大を受験したいこと、私立大も受験予定であることからまだまだ単語力が弱いため、強化が必須です。とりあえず、河合塾が開校するまでに鉄壁一週します。文法、英文解釈は手を付けていません。共テ・北大英語ともに文法問題がなかったために、力を入れて勉強はしませんでした。直接問題に出なくても英語力に響いているのは自明なので、予備校の授業を通して一からやり直します。英文解釈についても、参考書を買って取り組むことはなく、授業でやった内容と長文問題に出てきたもので勉強するという感じでした。過去問などはある程度解けるようになりましたが、和訳問題には最後まで不安が残りました。長文に取り掛からなくてはという焦りから基礎がおろそかになっていました。

復習をしていない

復習、していませんでした。もちろん復習が大事なのはわかっていたのですが、演習量不足から焦りがあり、どんどん新しい問題を解きたくなり、同じ問題を日をおいて復習したことはあまりありませんでした。次項目にも繋がりますが、やったけれど習得しきれていない問題が多くあったといまは感じます。
また、英語長文や現代文など、そもそも復習のやり方がわかっていない部分も多いため、SNSや予備校などを利用して正しい復習のやり方を身に着けるところから始めます。

知識を吸収する意志が弱い

問題を解いた後の解説の読み込みが甘かったり、解説を見たあとに自分でできるようになるまで解き直すことを徹底しなかったことが問題だったと思います。数学を例に挙げると、私は数学の二次対策で文系の数学の青をやっていたのですが、5周目でもできない問題が多くあったことは、まさに解いた問題を身につけられていない印であったと思います。
数学に限らず、ただ問題を解くだけでなく、何を身に着けるべき問題なのかを理解し、確実に身に着けることを意識して今後は勉強していきます。

記述力不足

二次対策は自分で答案を作成し、回答を見て自己採点するというのがメインでした。それが基本だとは思うのですが、おそらく自分で気づいてない抜けもあるため、今年は予備校の先生により正確に添削していただき、より完成度の高い答案を目指します。また、同時に添削の際の着眼点についても知り、自己採点の精度を上げたり、採点官の目線に近づけたら記述作成力の上昇につながるのではないかと考えています。

勉強計画が低精度

下記の”無駄な勉強をしている”にも繋がりますが、勉強計画の精度が低く、非効率な勉強をしていたと感じます。最終的な到達点から逆算して確実な毛核を作るべきだと感じました。また、一週間ごと・一日ごとのタスクを決めて確実に歩みを進めていくことも大切だと考えています。

無駄な勉強をしている

無駄な勉強というのはないのですが、私が北大受験をするうえで必要ない勉強や、優先順位の低い勉強に時間を割いていたのはかなり非効率でした。
例えば、北大英語英作文は書き換え(?)形式のものと自由英作文しかないので”竹岡の英作文が面白いほどかける本”は優先順位が低いはずですが2週ほどしてかなり時間を割いてしまいました。
もちろん参考書が悪いわけではなく、その時の自分に必要かどうかという話で、上記の参考書は面白く、新しく吸収できる情報が非常に多かったので後々やりこみたいと考えています。

不健康・メンタル不安定

なんせ私は弱い人間であるので、気分の上下が激しく、ストレスも体に出やすいです。時間がないことへの焦りからメンタルヘルスのことは考えていなかったのでなおさらでした。体重が10キロほど減ったり、下痢が続いたり、布団に入ってから眠れなくなったりなど散々でした。
しっかり食事をとり、睡眠時間は7時間は確保、軽い筋トレも再開して心身両方の健康を守ります。生活リズムを崩さないことが非常に重要だと多くの方がおっしゃっていたのでそれも心に留めておきます。
とにかく精神を病んで受験リタイヤだけは避けるようにリスクヘッジしていきます。



以上が現段階で思いつく受験勉強の良くなかった点です。
同じ過ちは二度と繰り返さないようにします。
一年間あるとはいえ、今の自分と志望校との学力のギャップを感じると無駄なことをしていることをしている時間はないため、本格的に予備校が始まる前に正しい勉強の仕方や科学的に効率的だとされる勉強法を身に着ける必要があるようにも感じました。

少し長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
京大合格を目指している浪人生の記録です。励みになりますのでもしよろしければ応援お願いします。
これを読んでる受験生いましたら、一緒に頑張りましょう!









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?