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[読書135]コーチングが人を活かす

コーチングが人を活かす
鈴木 義幸 著

コーチングとは「相手の『自発的』行動を促進させるためのコミュニケーションの技術」である。
どうすれば相手の思考を「しなければいけない」から「したい」に変え、自発的に動かすことができるのか、それがコーチングを学ぶことによって手にする技であり知識である。
この本では、コーチングを現場で実践できるよう、すぐに試せるスキルを50解説している。

気づき①引き出す
コーチングの定義で「引き出す」とは、相手さえもまだ自分の内側に眠ることに気づいていない情報を引き上げ、新たな行動の指針となる知識に変えていくことである。
向かいあってからはじめて重く閉ざしたシャッターに手をかけるのは遅すぎる。常日頃から「通りがかりの一言を大切にする必要がある。
おはようやありがとうなど当たり前の一言にどれだけ気持ちを込められるかが大事である。

気づき②「なぜ」ではなく「なに」と聞く。
問題究明のために「なぜ」を使うことは日常によくあることである。しかし「なぜ」ときかれるのはほとんどが悪いことをした時である。
コーチングでは「なに」を使うことで客観的に目標への障害をあげることが可能。

気づき③なぜを伝える。
現代の若者にとっては、上からの指示を盲目的に従うことなどナンセンスにすぎない。上司にとってはやって当たり前のことも、もう一度その理由をきちんと言語化する必要がある。

行動すること
1.引き出すために普段から挨拶やお礼は気持ちを込める
2.なぜと追及しない。なにに変えてみる。
3.「ただやれ」というのではなく理由を伝える。

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