バルセロナde朝マックしていたら突如の豪雨。一体なにが起きた。天気予報も言ってなかったぞ。

バルサ市民もぽっかりと口を開けて何事かと外を見ていた。傘を持っている人は皆無だ。無残にも頭から靴下までぐしょぬれの人たちが手をだらんと垂らしながら歩いている。眠い目を擦りサンツ駅の中に入ったのが朝5時。雨が降り出すタイミングが遅くて助かった。バルセロナはゲリラ豪雨に慣れていないのかもしれない。駅内でも雨漏りが起きて、地下鉄は運休になった。被害は甚大だ。

深夜バス明けの頭はほとんど使い物にならないが、なんとか宿への道を調べ上げて電車に乗ることにした。目指すはバルセロナ東部の海岸の街、セントアドリア。いい宿に泊まりたいと舐めるように検索し、ようやく見つけたのがその宿だった。airbnbはレビューを必ず書かないといけない仕様になっているが、特にインセンティブはないのでかなり信憑性の高い感想になる。ちなみにスザーナの評判は中の上だった。今回泊まるやどは気味が悪いほど評判がいいのだ。そしてみんなが書いているレビューの内容がまた気になって仕方がない。

「カルロスは私たちの心を獲得した果物とお菓子を準備しました｡」

「彼のﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを持って来てください｡あなたが彼に立ち止まるなら､あなたは後悔しません」

「彼は私たちに偉大な朝食を提供し､私たちは自宅で感じた!」