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わたしの心のレスキュー本。この2冊があればなんとかなる

私の心が辛く不快になるのは、

1.自分を否定しているとき

2.過去の辛い出来事を思い出したり、嫌なことがあったり、他人の嫌な面にイライラしているとき

のどちらかであることが多いです。

こんな時に必ず私を助けてくれるのが、この2冊。
私にとっての心のレスキュー本であり、宝物です。


1.自分を責め、自己否定しているときに開く本

「心がスッと軽くなる認知行動療法」

自分の【内側】を攻撃しているとき。自分を責めたり、完璧でない自分にイライラしたり、私なんて○○だから…という自己否定で苦しい時に開きます。

その時の自分がはまっている「心のクセ」や、自分に課している高すぎる理想に気づけるので、あ、これは間違った歪んだ考え方だ、と冷静になれます。また、その心のクセをうまく書き換えて気持ちを楽にする術を教えてくれます。

特に「あなたの友達が同じ立場だったら、なんと言ってあげるか?」という問いにはいつもハッとします。友達に絶対言わないようなひどい言葉を自分にかけることはやめよう、と気づかされます。

イラストが多く、文字も少なめで、心が辛いときに光に向かってやさしく導いてくれる本です。

2.外的な刺激に心を乱されているときに開く本

「こころを洗う技術」

誰かに対してイライラしたり、情報に動揺したり、過去の記憶に苦しんだり、不安になったり。主に【外の刺激】に対して心が乱れているときに開く本です。

この本は、こういった「無駄なこころの動き」を「止める」技術を教えてくれます。不本意な過去から立ち直る方法や、いつも同じ反応をしてしまう心のクセ「業」を乗り越える生き方についても書かれています。

私が特に陥りやすいのは、他人や情報に対していろいろ妄想して動揺してしまうこと。本書では、

「真実かどうか分からない」「他人ごとでしかない」「妄想レベルでしかない」ことについては、はじめから目を向けないこと

と言っています。

これを意識するようになって、「あの人はきっとこうだからああなんだ。イライラ…」というような不快な思考が湧いてきたときに「あ、無駄なこと考えてる」と気づいて、心の無駄遣いを止められるようになりました。

私にとっては、人生が変わるほどのインパクトを受けた本で、何度も何度も読み返しています。

自分を助けてくれる本との出会いは、本当にありがたいもの。また、読み返すたびに新たな発見があるのも、本の素晴らしいところだと思います。

出会いに感謝。

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