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#011. 睡眠について①

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『#009. リカバリー』でさまざまなリカバリー方法をお伝えしましたが、寝ることこそ最大のリカバリーであり、これを超えるものはありません
今回のnoteは『#009. リカバリー』と合わせて読んでみてください。

最も気を付けていることは寝ることです。

元メジャーリーガー:イチロー

元メジャーリーガーのイチロー選手も寝ることの重要性を説いています。アスリートにとって、もっというと人間にとって『睡眠』とは切っても切り離せないものなのです。しかし、寝ることは多くの学生アスリートにおいて雑になりがちなものでしょう。学校の課題やらテレビやゲームやらで貴重な睡眠の時間を削って生活しています。しかし、結論、充分に眠るだけでパフォーマンスが向上します

スタンフォード大学の研究によると、同大学バスケットボール選手11名(19.4±1.4歳)に2〜4週間通常の睡眠習慣を継続した後に5〜7週間はできるだけ長く寝てもらったところ、『スプリントタイムの向上』『フリースローの成功率増加』『3Pシュートの成功率増加』『気分の好転、疲労の減少』が確認されたと報告されています。

1. Mah C.D., et al.(2011)

全体的に睡眠時間が平均で110分ほど増加したようです。しっかりと寝るだけでパフォーマンスは上がります。と言葉で伝えても半ばみんな半信半疑なので実践しない人の方が大半です。または初めは実践してもなかなか継続できない人が多いような印象です。

今回はそんな睡眠の重要性やメカニズムなどなどについてお話ししていきます。


1. 睡眠現状チェック

まずは現状のチェックといきましょう!以下の項目にいくつ ◯ がつくか確認してみてください。もちろん◯が多いほど睡眠の質は悪い可能性があります。またはそもそも時間が確保できていない人も多いかもしれません。

  1. 朝起きてもカーテンは閉めたまま( )

  2. 夕食は寝る直前に摂ることが多い( )

  3. 夕食後にコーヒーや紅茶を摂ることが多い( )

  4. お風呂に入らずシャワーで済ませることが多い( )

  5. 夜、コンビニに立ち寄ることが多い( )

  6. 寝る直前に携帯やPCを使っている( )

  7. 布団の中で考え事をすることが多い( )

  8. 起床と就寝の時間がいつもバラバラ( )


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