何となく観たのですが、とても切なくて、面白い映画でした。その後、何度か観ました。1日中、夜を徹して翌日の朝までただ歩くという中で、秘密や、人間関係や、噂や、恋心など、盛り込まれています。それが一貫して若さが溢れた中でのやりとりなので、何か甘酸っぱいとはこういうことか、みたいな気分にさせられます。
　派手なヤマやオチといった起伏があるわけでもないところが、等身大の青春な感じがして好きです。
　昔は一晩歩くとまではいかなくても、早朝から夕方まで歩くとか、遠泳するとか、学校行事であったなあと思いました。今ではとでも考えられないことだと思います。