ハロウィーンですね

気づいたら前回の夢喫茶から随分間が空いてしまいました。私が住むロンドンは冷夏を経て、すでにダウンコートを着たり、朝晩暖房をつけるような寒い季節が始まりました。そして今日はハロウィーン。町中で骸骨やお化けの飾り付け、そして大きなオレンジのパンプキンたちが存在感を示しています。🎃

仮装をして街を歩いたり、独特の飾り付けでパーティーをする今のような形のハロウィーンはアメリカ発のものですが、今ではすっかりイギリスや日本でも恒例の行事になっています。ここまで広がったのはビジネスになるからというだけでなく、「お祭りという括りの中で別の自分になれたり非日常の世界に触れられる」ということに多くの人が魅力を感じているということなのかもしれません。

思い思いの仮装を楽しむ人も多いこのハロウィーンにちなんで、今日は「夢に出てくる服装」について書いてみようと思います。

普段着ないような服を夢の中で着ていたら

今日はハロウィーンの仮装をする予定は特にないという方の方が多いと思いますが、もしもするとしたらどんな格好をしてみたいですか？

私たちが身につける服には、機能面とは別に、私たちの内面やあり方と密接につながっている部分があります。例えば、普段着ている服装について、

「着慣れているので楽なんだけど、つまらないと感じてきた」

「なぜか今まで興味がなかった新しいスタイルや色に目が向くようになってきた」

という体験をされたことはありませんか？そんなときに思い切って新しいスタイルを試してみると案外しっくりときたり、新しい自分になったように感じたりします。

このような場合、流行云々ということの他に、人生で新たな段階に入り、別の自分を外に向けて表現していく時なのでそのように感じる

ということがあります。そのようなタイミングのときには、夢の中でも、

「普段着ないような服を選んだり、着ている」

「意外な格好や特徴的な格好をしている登場人物と出会う」

ということが起きたりします。また、

「これまで着ていた洋服が見つからない、無くしてしまった」

というような夢として見ることもあるかもしれません。

普段着ないような服や特徴的で不思議な服装が夢で出てきたら、「服装の夢＝それと同じ服を身につけるべき」と文字通りに受け取る前に、自分の新しい可能性について語られた夢かもしれない、とちょっと立ち止まって夢解きをしてみましょう。

夢に出てくる服と新しい自分

夢の中の登場人物は自分の一部と考えていくと良いので、自分以外の人が特徴的な服装をしていたときでも、自分に関すること、と考えていきます。そこにはどんな新しい自分が表されているでしょうか。

例えば、

「普段の自分が着ないようなふわんとしたドレスを着ている」

という夢からは、人によっては「もっとゆったりした生き方をしてみましょう」とか、「優しい感じを大切にしてみましょう」などのメッセージが見つかるかもしれません。

「ものすごくバリっとしたスーツを着た人と仲良くなる」

という夢からは、「力強い自分をもっと前に出してみましょう」とか、「リーダーシップについて意識してみましょう」のようなメッセージが見つかるかもしれません。

これまでの自分と新しい自分

夢のメッセージが見つかったら、「それについて今の自分はどうだろうか」と振り返ってみましょう。そうすることで例えば、

「物事に取り組む時に、ゆったりを忘れて、つい前のめりになってしまいがちだな」

「リーダーシップをとることに躊躇している部分があるなー」

などと気づいたりします。

新しい自分を身にまとってみる

新しい自分のあり方や生き方の面で今の自分にできることを意識するとともに、実際の服装や身につけるものについても、新しい自分に合ったものを予算内で工夫したり、新しい色を少しだけ取り入れる、というのも良いですね。そうすることで服や色のエネルギーが、自分が自然に向かっている方向に後押ししてくれたりします。

もちろん心機一転、ワードローブを一新するタイミングのときもありますが、夢は大袈裟な形で見せてくることも多いので、あくまでも現実と相談しながら、少しずつ新しいエネルギーに馴染んでいく、という感覚で。

まとめ

今回は夢に出てくる印象的な服や服装が持つ意味について書いてみました。

１）その夢は新しい自分の可能性について象徴的に見せてくれている、と考えてみる

２）今の自分も振り返りながら、新しいあり方や生き方を意識してみる

３）新しいあり方やそれをサポートしてくれるような服や色を現実と相談しながら試してみる

服装に関する夢は特に見たことがない、という場合には、「もしもハロウィーンで仮装するとしたらどんな格好をしてみたいかな」と想像したときにパッと浮かんだものについて、同じように考えてみてください。

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太陽の季節が過ぎ、影や闇など「陰」のエネルギーを意識させられるようなこの時期、夢見が活発になる可能性もあります。印象的な夢を見たら、ぜひ書き留めたり、立ち止まって夢のメッセージに思いを馳せてみてください。

自分で夢の意味をとらえるのが難しい、サポートを受けながらゆっくりと夢をひもときたい、という方には個人セッションも提供しています。ご興味のある方は夢の内容は書かずに、お名前と夢セッションをご希望な旨を下記までメールにて坂元までご連絡ください（ (at)の部分を@に変えてください）。
　　　　hitomi (at) soulremedy.me　　

ここまでお読みくださりありがとうございました。