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得意がゆえに支障となる

発達障害(広汎性発達障害)という診断名を知り、まもなく1年が経つ。その事実を知った時、ショックが半分と、やっぱりなという安堵感が半分だった。

そこから、大人の発達障害に関連する書籍、と言っても新書などの類ではあるが読み進めて行くうちに感じたことは、発達障害の人は、「●●が苦手な傾向がある」と書いてあるが、各々の当事者によってケースが違う。むしろ得意だったりすることもある。というコトが中々理解されて無かったりする。

例えば、「時間を守れない」=遅刻、と条件反射的に思ってしまうが、中には、約束の時間より早く到着し過ぎて相手方を困らせてしまう、遵守をし過ぎてしまうコトに支障が出るケースもある(まさに自分がそうである)。得意過ぎるが故に困難が待っているのである。

ただ、必ずしも悪いことばかりではない。早く着き過ぎた時間の分、会場設営(座椅子並べとか)を手伝って信頼を得たり、他者と情報収集をする時間を設たりするケースもあるのだが。

程度が分からない、TPOに応じるコトが分からない。それが、自分の障害特性だと感じている日々である。

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