見出し画像

【学生アナリストの仕事②】テクニカル部の仕事と映像の管理

こんにちはマサキです。
前回のNoteを見返したのですが内容がちょっとカタいですね笑
といっても文才もユーモアも持ち合わせていませんので、ご了承下さい😇
情熱で書き上げます💪

今回は「学生アナリストの仕事part2」ということで何を書こうか迷いましたが、題名の通り学生アナリスト、テクニカル部の仕事の内容、あと映像に関して今回は書いていけたらと思います。
では、早速いきましょー⚽️


学生アナリストの仕事


では学生アナリスト、そして福岡大学テクニカル部の仕事を紹介していきます。
僕等の仕事は大きく分けて3つあり、自チーム分析(レビュー)敵チーム分析(スカウティング)そして映像・情報の管理です。あと一つシーズンオフの活動(ケーススタディの貯蔵・グループ分けやプレーモデルの作成)がありますがこれはこのシリーズの最後の方に紹介できればと思います。


僕自身とテクニカル部に所属しているメンバー(以下メンバー呼びします)は仕事が少し違います。
僕は自チーム分析(レビュー)をメンバーは敵チーム分析(スカウティング)を主に担当しています。

下記の活動内容①②はまだ仕事の割り振りが決まっていない頃に作ったので若干、現在とは異なるのですが大体こんな感じです。

上に書いたように仕事はスカウティングレビュー映像・情報の管理オフシーズンの仕事と大きく4つほどあるのですが、活動としてはもう一つ、学びの時間というものがあります。(今、勝手に命名しました)
これはディスカッションをしたり、プロの分析官にお越しいいただいて話を聞いたりなど文字通り、サッカーの学び、分析の学びをする時間になります。
これは主にみんなの都合のいい時間にやっていて時間を制約することなく行なっています。


目的としては下記にある通り、チームの強化や対戦相手の分析だけでなく、フットボーラー、指導者としての成長や社会人として必要になってくるであろう能力を身につけるというものもあります。


一週間の流れはこのような感じです。

メンバーは現在15人で3班制をとっています。
僕以外、みんな選手を兼ねて活動しているので、1週ずつ班ごとに活動し、三週間に一回のペースで仕事が回ってくるようにしています。




映像の管理

では早速、仕事の一つである映像の管理について紹介していきます。
映像がないと分析なんてできませんからね笑
(分析は現場でできるなんて野暮なことは言わないでください😊)

撮影機材


まずは撮影の仕方と機材。
福大はアウェーではこちらのBi-rod 6c-7500Sonyのアクションカム

Bi-rod 6c-7500
Sonyのアクションカム

ホームでは矢倉があるのでipad air三脚を使用しています。


三脚
iPad Air

ちなみにおすすめはBi-rod 6c-7500と下のカメラです。
レノファ山口ギラヴァンツ北九州が使っていて、勝手にボールを追いかけてくれるのと、ipadで見ながら撮影できるのでいいなと思ってます。


監督買ってください。


最近はveoが流行っているのでそちらも気になりますね笑



撮影の仕方


で、撮影していくですが、撮影する際に気をつけていただきたいポイントが2つあります。

それは、DtoD遮蔽物を入れないということです。

「DtoD?なんじゃそりゃ?」と思う方がいるかもしれませんが、DtoDとは
Defense line to Defense lineの略で(なんかかっこいいから使ってます)
つまりは「ボール周辺以外も入れろ」ということです。

これはサッカーを指導している人ならわかると思うのですが、何らかの事象がピッチ上で起こった際、たいていの場合1プレー前か2プレー前ではなく、もっと前に原因があります。

そしてその原因は、ボールから離れているところにあることが多いです。
例えば自チームのコーナーキック攻撃の後、ロングカウンターを食らって失点したとしましょう。

この時、カメラが相手ゴール前ばかりを撮影してハーフライン付近で起こっていた相手の前残りの選手と自チームの後ろ残りの選手の駆け引きを見逃していたとします。

実際には自チームの選手が相手の前残りの選手に食いつきすぎて背後を取られ失点したのですが、カメラはこれを撮影できていません。

このような場合、失点に絡んだ人の実際のプレーを見返せないので具体的に何が悪かったのか、どのような改善が必要かなどの評価、アドバイスができないのです。

こういった事態を避けるためにDtoDで撮影する必要があるのです。

次に「遮蔽物を入れない」ですが、これは単にプレーそのものに集中して見れなかったりAIで検知する際に変な反応を起こしたりするのでやめましょう。

DtoDの例
DtoDの例②

DtoDの例②は背番号などは見づらいですがフォーメーションなどは見やすいので僕的にはアリです。当然ですが、システムや配置(背番号、特徴)などは映像で見返すよりも現地でメモったほうが絶対いいです。後で後悔します。(経験者は語る)

まぁあとは三脚の使い方がわからないアホウがウチにはたくさんいるので積極的に僕まで聞きにきください。

聞きに来ないと教えません。

聞きに来たら教えます。


YouTubeへのアップロードの仕方

YouTubeへのアップロードの仕方を教えます。
まずは、Youtubeを開きましょう。

そしてPC版では右上、スマホ版ではど真ん中下の➕を押してください
(鈴木愛理かわいい)

次に「動画をアップロード」

「ファイルを選択」と進んでいきます。


そして、アップロードしたい映像を選択し

「アップロード」を押します。

動画のタイトルをつけ年齢制限設定をします。
僕は基本的に「いいえ、子供向けではありません」にしてます。
コレにしないと、Youtube内で「小さい画面で動画を見ながら検索する」ってのができなくなります。

最後に公開設定をして「保存」を押して終わりです。
僕は限定公開にしています。

Youtubeはクラウドとしてめちゃくちゃ便利です。
ただ、注意していただきたいのが公開設定で「公開」に設定し、全世界に情報をばら撒くことです。(一回やってしまい慌てて設定を変えました笑)

あとは、Youtubeに映像が上がるまでアプリかブラウザを開いておかないといけないので、そこも注意してください⚠️

「限定公開」はURLを知っている人しか見れないので、TR映像、紅白戦などは「限定公開」にしてグループラインにURLを貼り付けて見てもらう形をとっています。

また、タイトルに「TR yyyymmdd トレ1」や「九州リーグ ⚪︎節 vsほにゃほにゃ大学」と型を作って保存することで、後で見返したいときに「作成した動画」→「フィルタ」→「タイトル」でパッと見たい過去動画を引き出せるようになります。



ギガファイル便の使い方

ギガファイル便、皆さん当然使っていますよね?

え、使っていない?

今すぐ使ってください。
クッッッソ便利です。

ギガファイル便というのは、無料で1ファイル300Gまで、個数無制限に動画、写真を送れるサービスです。


送る側
まず、送る側から説明していきます。

まず、ブラウザで「ギガファイル便」と検索してください。

でこの画面から下に行くと

こんなのが出てくるので、とりあえず「保持期間変更」の「100日」を押しましょう。コレめっちゃ大事。

次に「ファイルを選択」を押し、送りたい映像 or 写真を選択します。
複数選択可能です。

そして「アップロード」を押すと、水色のバーが白を侵食していきます。
コレはどのくらい映像をURL化できているのか示しているので動画ファイルが大きいほど(映像の画素数、fpsが多かったり映像時間が長いほど)完了するまで時間がかかります。
ちなみにですが、 Youtube同様ブラウザは開きっぱなしでお願いします。
(最悪の場合、最初からになります😱)

青いバーが完了!となったらURLが出てくるので

そちらをコピー&ペーストしてもらえれば、LINEやメールで送ることができます!

もらう側

LINEやメールでもらったURLを押します。

URLとともに画像も出てくる

「ダウンロード開始」を押すだけです。
ダウンロードができない人はどっかに3点リーダーがあると思うので、「…」→「ブラウザで開く」→「ダウンロード開始」で解決すると思います。


FUBOX

福岡大学はBoxがあるので切り取った短い映像などはここに保存しています。



映像の保管


試合、分析映像、分析資料、その他 → SSD or HDD
練習映像、分析映像        → Youtube
ケーススタディ          → Box

という感じでトップチームに関しては僕が一貫して保管しています。

用途や需要によって変わってくると思うので参考までに。



終わりに

思ったよりボリュームがあったので今回はここまでです。
次回は相手チーム分析(スカウティング)、4回目は自チーム分析(レビュー)、最終回はその他諸々を書いていこうと思います。
今回はバリバリの実用書だと思うのでわからなくなったり、新しい機材を買うとなった時は参考にしてください。
では〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?