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デザイン研究所 「ウエスタンルック」

 ここ「デザイン研究所」は、わたしくことSOZO(ソウゾウ)が日々描きなぐったイラストの数々を披露する場です。今日の気分は「古き良きアメリカに想いを馳せて」です。

湖畔でピクニック気分

 ウエスタンなルックで最初に思い当たるのは、カウボーイハットにウエスタンシャツ、カウボーイブーツ、あと忘れてはいけないのはジーンズですね。ファッションがインダストリアルアートであるなら、ウォルトよりもストラウスがその地平線を広げてくれたのではないでしょうか?
 さて今回のルックは西部劇にインスピレーションを得て描きました。

ショートパンツが印象的なルック

 幅広襟のジャケットは袖が太く、ゆったり着れるようなデザインになっている。各所に同系色の皮革がつかれており、ショルダーヨークや皮紐などのデザインが踏襲されている。ショートパンツはウエストのサイドがカットされ、セクシャルなニュアンスと同時に洗練さも持ち合わせている。全体的にはアーバンな印象だ。

重ね着が印象的なルック

 ブラウスの上に皮革でできたノースリーブのレイヤード。ノースリーブとスカートの模様は切り替えで表現されている。子供っぽさの中にも大人びた印象のあるシンプルなルックだ。

大ぶりな袖のコート

 一見ダウンコートのような印象だが、幅広の袖、切り替えにみられる皮ひものデザイン、特徴的な襟とボタンにベルト、フレアな丈が、装いの一味違ったデザインに仕上がっていて、アンティーク感さえもある。着回しに優れた一着だ。

スカートのドレープ感が特徴的なルック

 全体的にウエスタンな模様のデザインが入った、トップスとスカート、ブーツで構成されたこのルックは、可愛らしさだけに捉われない、高級感が潜んでいる。たくし上げたかのようなドレープ感がセクシャルなニュアンスを含むと同時に、ゴージャスな印象を持つのは、装飾の技巧が中世のドレスをほうふつとさせるからだろう。

腕のレザーが印象的なルック

 腕に装着された切込みの入ったレザーのカバーは、カウボーイが装着していたレザーチャップスからのインスパイア。ボディバックとふくらはぎにあてがわれたレザーがワンピースの可愛さとのバランスを図っている。



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