マガジンのカバー画像

社会の端から見える社会

12
社会・家族・地域・子育てについて考えたことをつづっています。
運営しているクリエイター

記事一覧

「セクシー」と「ダンス」と

十代の頃、南米の踊りをしていた。抑圧された感情を解き放つ、鼓動のようなリズムが好きだった…

sparrow tears
3か月前
3

「不特定多数の幸せ」と「身近な人の幸せ」と

芸能人の不倫ゴシップでメディアが騒がしい。 世に放たれた断片的な情報を分析して結論を出…

sparrow tears
11か月前
4

排他的フェミニズムにも、アンチフェミニズムにも疲れた…じゃあ、どうしたら?

先週「上野千鶴子の結婚」という言葉がSNSのトレンドになっていた。 結婚制度に否定的な立…

sparrow tears
1年前
21

西原理恵子の過去の育児系「金言集」を読んでいたら、悲しくなった

一昔前の育児情報誌を読むと、「今はこの情報、絶対NGだろうな」という内容がある。 「十年…

sparrow tears
1年前
4

「流行りのダイエット法」と「流行りの育児メソッド」の意外な共通点とは…

このような趣旨の記事や書籍タイトルを目にしたことがある方は多いと思う。 ・天才児の親が実…

sparrow tears
2年前
3

「藤井風」の曲を聴きまくっていたら、「育児の価値観」がグラグラと揺らぎ始めた話

昨年秋、仕事で「名門」と呼ばれる中学を訪れた。生徒がのびのびと知性を磨く校風を垣間見て「…

sparrow tears
2年前
326

「PV狙いの分断記事」の大量生産が疑心暗鬼をもたらす理由

国内最大のニュースサイトの「Yahoo!ニュース」の「ライフ」カテゴリや、「スマートニュース」「gunosy」の「コラム」のカテゴリの上位に“ありそうな”見出しはこんな感じだ。 ■Yahoo!のライフページでよく読まれそうな見出し ※ 美人妻が年収2000万円エリート夫の言葉を10年たっても忘れない理由 ※ 病院待合室のクレーマーに向けた「小学生のド正論」が大反響 ※ 「夫はATM、そこに愛はない」と言い放つ、とある主婦の心の闇 ※ 孫に「ばあば」と呼ばれるのを嫌がる

スパダリ夫とオタク妻の夫婦げんかを引き起こした「根深い理由」

夫はスーパーなダーリンだ。少なくとも、自分にとっては。思いついたエピソードをざっとあげて…

sparrow tears
3年前
15

「正義感」と「被害者感情」が発動する構造について

先日、小学生の息子が宿題で人権作文を書いた。400字詰めの原稿用紙2枚分の内容を100字以内で…

sparrow tears
3年前
13

『1982年生まれ、キム・ジヨン』を読んで泣く日本人女性が怒った理由

「女が賢すぎると会社でも持て余すんだよ。今だってそうですよ。あなたがどれだけ、私たちを困…

sparrow tears
3年前
11

街から「東京音頭」が消えた夏に思うこと

いつも7月下旬の週末の夜は、風にのってどこかの町から東京音頭が聞こえてきた。 8月の中旬は…

sparrow tears
2年前
6

【日本特撮ドラマ】ラブコメオタクが「ゼンカイジャー」にハマった明解な理由

世界中に感染症が広がってから、社会派ドキュメンタリーやサスペンスを見られなくなった。 新…

sparrow tears
2年前
6