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個性とか、らしさ。
昨今、採用活動をしている中で他社様も応募者の方も私達も頻繁に使うようになっている言葉です。
弊社も多様性(ダイバーシティ)を受け入れられるように私も人事も少なからず今まで持っていた固定概念を壊していく必要性を感じています。
ただ、一方では、ご応募いただく方の「個性」と「クセ」については混同しないよう採用時には意識して見ています。
自論に過ぎないですが、「個性」と「クセ」の違いについて触れてみました。

個性とクセの違い

多様性(ダイバーシティ)が叫ばれる昨今。

私も採用チームも多様性を受け入れられるように「固定概念」は壊していきたいと思いながら、新卒・中途の採用活動をしています。

新卒・中途に関わらず、弊社が大切にしている「価値観」に共感して貰えるかどうか?

「人物」を見て、選考をするようにしています。

ただ、人物を見ようと面接に臨むのですが、特に中途採用の選考過程でエントリーしていただた方の「クセ」を発見することがあります。

「クセ」と聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、個性に変わる良いクセ、違和感や不快な悪いクセの両方があると思います。

転職回数の多い方には見るクセ

過去の実績や経歴も勿論、確認させていただくのですが、話し方や口調、態度や仕草、言葉じり、見た目、目線など、選考させていただく役割として、違和感を感じるかどうかも採用の可否判断軸の一つにしています。

統計上、短期間で転職回数の多い方は、この違和感を抱くケースがあります。

その人が周囲に自然と与えている印象の元になる「クセ」が影響していると私は思います。

意外にも悪いクセだと本人は認識しておらず、指摘されたり、指導を受けてこなかったのか、放置されてきたのか、、、なぜ前職でうまくいかなったのか、結果を残せなかったのか、前職に引き止められなかったのか、自分に矢印が向けられていない方がいらっしゃいます。

私は体調不良で入院、解雇された経験がありますが、解雇ではなく、転職を考え、同僚や先輩に打ち明けた時、誰からも引き留められなかったとすれば、メチャクチャさみしいと思ったはずです。もちろん、この経験はないので想像に過ぎないですが、引き留められないなら、きっと悪いクセや悪い習慣があるのだと何人も面接してきた今の私なら思います。

クセを個性に変える薬は「素直さ」

個人的な見解ですが、「クセ」は「個性」に変えられると思っています。

ただ、薬が必要だと思いまして、、、それは「素直さ」という薬なんだと思っています。

「クセ」にも良いクセと悪いクセがあると思いますが、原理原則、良し悪しを決めるのは全て他人だということです。

他人からの評価、組織においてはお客様やお取引様、先輩や上司からのフィードバックに耳を傾けることで、良いクセなのか、悪いクセなのか区別できるようになります。

良いクセは自分らしさでスポイルする必要はありませんし、むしろ、大切にするべきだと私は思います。

自分を持たずに、周囲の指示をそのまま実行するだけでは、「言われたことはできるんだけどね。。。」と評価されることさえあるのが現実社会です。

自分の意見やクセを理解しつつ、他者のアドバイスを受け入れられる素直さによって、「クセ」は「個性」に変わり、関わる方に良い影響を与えられるようになると思います。

私自身の良いクセを他人に聞いてみて、素直に喜び、個性に変えられるように、これからも生きてみたいと思います。

最後に、、、私が経営する株式会社スタンディングポイントでは、新卒採用、真っ只中です😆

よろしければエントリーしてみてください。

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