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20年働いた女の生活


二足の草鞋・・・それは、仕事と家庭両立という意味と、いまでこそ人事のみですが、伊与田さんは入社当時鑑定士と経理という二足の草鞋も履いていました。
今なら絶対に有り得ないことだけど・・・と、その当時のことやワーママとしての二足の草鞋についても聞いてみました。



二足の草鞋



Q 20年の間の思い出エピソードなにかありますか

創業当時は店長と経理の二足の草鞋だったので、休日にバックオフィスに仕事をするために当時小1の娘を連れて職場に行くと言うことをしていました。
今はもう絶対にNGですが、当時はそういうこともしていました。
おやつ・本・宿題・ゲームとかありとあらゆるグッズを持ち込み、一緒にいるけれども娘1人で過ごせるようにしていたことがあり、それが一番、思い出しますね。

娘も私が働いている姿を見ていたせいか、「仕事=責任感を持つ」ということを肌で感じていたみたいで、社会人になった娘にとって、プラスになったかなと思います。

働く❞という選択をした自分の決断を後悔しないためにも、子育ても仕事も全力でやりたいなと思っていたし、❝働く❞という選択をしたのは自分なので、娘に悪いなと罪悪感は持たずに働いていました。
大人になった娘にあの当時のことを聞いたら、「寂しさもあったけれど、それなりに1人で過ごす楽しさもあった」と言っていました。

夫だけではなく、娘、また実家の両親や兄妹たちも応援してサポートしてくれていたことに、20年振り返り、改めて感謝しかないなと思います。


Q 子育てとの両立で大変だったことはありますか

ないです!
子育てを大変と思ったことがない(笑)
夫や両親や私の兄弟に手伝ってもらい、1人で育児をしていなかったからかもです。
娘もお友達に恵まれており、喧嘩等したこともなくってですね・・・。
お勉強しなさい!とか娘に怒ったこともなく・・・。
持論ですが、祖父母と仲良し=穏やかな子どもに育つのかなと。

Q 長く勤めることができる要因はなにか教えてください。

家族の理解とメンバーのおかげです
面と向かって言ったことはないのですが、働きたいという私の気持ちを尊重してくれた夫、自分の子どもと一緒に娘と休日出掛けてくれた兄、亭主関白なのに娘を快く預かってくれた父、娘を面倒みてくれた母・・・感謝しかないです。
私1人だったら、難しかったですね。

後は、いまいるメンバーにもスタンディングポイントを選んでくれてありがとうという気持ちがありますね。


Q 20年で変わったところはありますか

一番は見た目ですよね(笑)
創業当時は自分がやらないと、私がやらなきゃ誰がやる精神(笑)で日々我武者羅だった気がします。20年経ったいま任せることが増えました。
任せることの大切さ=会社の成長を実感しています。

会社は1人だけでは大きくする限界があります。
業務も1人だけでは限界があり、人が増えると新しいことにチャレンジもできますし、大きな目標にチャレンジできますよね。

人事も2名体制になり、出来ることの幅が広がったなと思っていて、チームで動くことは良いことでしかない!と感じています。

Q 今後の抱負を一言お願いします!

仕事のことになりますが、人事=入口だと思っていて、ビジョン達成のためには仲間は必要。
その仲間を見つける仕事が人事の仕事だと思っています。
スタンディングポイントで共に働く仲間を見つけるためにも、目の前の仕事をやり切りたいなと思ってます。
後は健康に気をつけます!


番外編~禁断の質問~

鑑定士として10年ほど働いていたとのことなので、この質問をしてみました!

Q 20年で退職や転職を考えたことはありますか

ないですね。
私はスポーツ女子で、小学生の頃から部活で陸上やバスケをして夜に習い事で剣道などを
していたこともあり家訓ではないですが一度、はじめたことは続けるというマインドが根付いてるからなのかも知れません。

Q 鑑定士に戻ってと言われたら、戻りますか

戻れないと言うか、戻らないと思います。
人事として、鑑定士で培った査定の知識は活かすことはできないですが、やってきたからこそ、求職者に伝えられることもあるかな。と思っています。
勿論、時代が違いますし、全てが正しいとは思いませんが活かしていける部分はあると感じています。
そのうえで戻りません!
理由は鑑定士=花形の仕事で会社を支えているのは鑑定士なんです。
そういう部署はフレッシュな方に譲りたいですし、若手にチャンスを与える意味でも私ではない方がいいと思っています。
私は後ろから見ているというか支えると言うか・・・。
むしろ踏み台にしてもらって羽ばたいて欲しいです(笑)

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