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Spinnaker's Music Clipboard

弊ページにお越し頂きまして、誠に有難うございます。
ペンネームはスピンネーカ、通称スピンと申します。

大学時代にクラシック音楽を聴き始めて、以来、概ね50年になります。
膨大な数のクラシック音楽を聴き続けながら、その素晴らしい世界に、多くの方々が浸かって頂けたら・・・と、つねづね思い続けております。

しかし同時に、レコードやCDや、ウィキペディアなどの解説文に書かれている音楽解説はとても難しいものであり、これではクラシック音楽の愛好者はなかなか増えていかないだろうとの懸念も持ち続けてまいりました。

例えば、有名なベートーベンの「運命」の典型的な解説文は以下のように記されています。

****ウィキペディアより抜粋****
「第1楽章 ハ短調、4分の2拍子ソナタ形式
「ジャジャジャジャーン」という有名な動機に始まる。特に第1楽章は楽章全体がこの「ジャジャジャジャーン」という動機に支配されており、ティンパニも終始この動機を打つ。
この動機を基にした主題を第1主題として、古典的なソナタ形式による音楽が展開される。第2主題は、ソナタ形式の通例に従い第1主題とは対照的な穏やかな主題が採用されている。
提示部では、第2主題が提示される直前に、ハ短調の主和音(C、Es、G)からC、Es、Ges、Aからなる減七の和音に移行し、それが変ホ長調ドッペルドミナントとして機能し、変ホ長調の属和音に解決して、第2主題がハ短調の平行長調の変ホ長調で現される。対して再現部では、対応する箇所で、ハ短調の主和音(C、Es、G)から同じ減七の和音に移行するが、Gesが異名同音のFisで表記され、今度はそれがハ長調のドッペルドミナントとして機能し、ハ長調の属和音に解決して、第2主題がハ短調の同主調、ハ長調で再現される。
****抜粋、終り****

私スピンは音楽の専門教育は全く受けておりませんので、上記のような解説では、どのような音楽なのか、さっぱり判らないのです。

CD屋さんに出かけて「運命」のCDを探すと、楽団が異なり、指揮者が異なる、数十枚のCDが並べられています。
これでは、どのCDを選べば良いのかすら見当がつかず、路頭に迷ってしまいます。

YoTubeにて良い演奏を探そうとしてみても、これまた数限りなく表示されます。この状況では、どの演奏を選べばよいのかすら判らず、さじを投げてしまった方も多いことでしょう。

そこで、20年ほど前から書き綴っておりました「クラシック音楽のご案内」メモを手掛かりにし、
1.クラシック音楽にはどのような曲があるのか。
2.どんな作曲家がいたのか。彼らはどのような音楽を創っていたのか。
3.世界にはどんなオーケストラや演奏家がいて、どんな演奏をするのか。
等々を、「これからクラシック音楽を楽しんでみたい」とお考えの方に向けて、可能な限り専門用語を使わず、平易な表現で記事にしてみようと考えました。

勿論、文章だけで音楽のイメージを膨らませて頂くことはほぼ不可能です。
ですので、記事には私スピンが厳選したYouTube映像を埋め込ませて頂き、
直ぐに、どこでもお聴き頂けるように工夫致しました。
なお、YouTubeで演奏者を選ぶ際は、できうる限り、現在ご存命の方に
限らせていただくことと致し、皆さまが将来、実際の演奏会にて、その生の演奏に触れて頂けることを願いました。

時折、好きな映画や文学・絵画のレビュー的なご紹介記事も書かせて頂いております。
どうぞ、「Spinnaker's Music Clipboard」をお楽しみ下さいますように
お願い申し上げます。

記事の殆どは下記のマガジンに収めてございます。ご参照を頂けますと幸甚
に存じます。


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