見出し画像

長女は昔から意志の強い子だった。

この春、高校生になり最近ではすっかり
JKライフを満喫中の長女ですが、
長子という事もあり初めての事ばかりで勝手もわからず、苦労をかけたり、ぶちギレたりと、随分酷い親だったと思います。
親としては毒親の部類かも知れません。

時を遡って長女が3歳まであと少し、
次女が1歳の春の頃。
トイレトレーニングで完全に行き詰まっていました。

長女が1歳になる前から
義実家の曾祖母や祖父母に会う度に
『まだオムツがはずれないのか?』
と急かされ続け、さすがにうんざり。
行きたくないと言うようになりました。

私ができる事と言えば、義実家に孫を見せに連れて行きたい夫に、行かない口実を作って義実家訪問の回数を減らすくらい。

長女、次女と同時進行でトイレトレーニングを行っていて、次女が何度か成功した事を
私が褒めて、プライドが傷ついたのが
一番の切っ掛けだったのでしょう。

ある日、長女が宣言しました。
『私、トイレトレーニングとか
    やりたくないの。赤ちゃんがいい。』

それは日頃の不満や怒りが積み重なり
心が折れてしまうギリギリで、強い意志を持って放った、立派なストライキ宣言でした。

普段はのんびりボンヤリしているようで
実はけっこうな頑固者。
こうなってしまったらテコでも動かない。

我が子ながらこの意志の強さと、ちゃんと言葉で伝えるところが立派だなと思う。

私の子供時代なら泣いたり怒ったり拗ねたりと、忙しかっただろう。

義実家から守れなかったこと、
プレッシャーをかけ続けたこと、
次女の成功を長女の前で褒めたデリカシーの無さを反省しました。

トイレトレーニングは一時休戦で
トイレは大丈夫?と声掛けだけは続けていく事にしました。

そして迎えた3歳の夏。

床に寝そべって本を読んでいる長女に
『おしっこは大丈夫?トイレ行く?』
と声をかけると
『出ない』とのこと。

しばらくして長女の様子をみると
長女が寝そべっている床には水たまり。
ハイ。しっかり出てますね。

( ˘•ω•˘ )・・・。

コレ、絶対【できない】じゃない。
そして【やりたくない】でもない。
【今、本を読んでるからめんどくさい】だ。

何故だかそう確信した。
今がタイミングなのだとゴングが鳴った。

(💢´◉ᾥ◉`)

服を着替えさせ、後片付けをしてから
正座でガッツリ説教しましたとも。

めんどくさいからと先延ばしにしても
いつかオムツを卒業しないといけない日が来るんだよ的な事を
懇々とガミガミとまくし立てました。
💢💢💢💢(* ゚Д゚)ノ💢💢💢💢

なんかやべぇΣ(ΘДΘ;) と なる長女。
これはそろそろ潮時と悟ったのでしょう。

それ以降はトイレに行くようになり
その日の内から昼も夜も一度も失敗はなく
トイレトレーニングの長き闘いは
本人の強い意志によりキッチリと完了した。

子ども当人の主体性を前に、
周りの大人達の干渉は弊害でしかない。

周りの大人達が無駄にアレコレ干渉して
競うように子どものやる気を奪っている。

教育熱心な保護者の子ども程、
主体性が育たないのかもしれない。

重々理解し、本人の主体性を尊重しようと肝に命じたたつもりでしたが
先々月、再びぶちギレてしまいました。

高校生になっても朝起こさなければ起きてこない。起こしても不満顔で
ある日の朝『学校に行きたくない』と言われ

『何が不満なの!?
私だって起こしたくて起こしてる訳じゃない
起こされるのが嫌なら自分で起きてよ!』
と、ぶちキレてしまいました。

そして13年前のトイトレの件を思い出し、深く反省した次第です。

体調不良なら仕方がないのですが
普段から強い意志を持って
起こしたら一度で起きてください。( ߹꒳​߹ )

言えばちゃんと理解してくれる子。
納得すればきちんとやる子。
次回は極力冷静に伝えて、話し合えるように気をつけたい。

しかし、
本人が気付き、理解し、納得し行動するには
タイミングと多少のインパクトが必要なのかもしれない。

多少のね・・・?

チラ…(´ ・ω|

Σ(ΘДΘ;)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?