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30歳、記憶に残る30本のライブ/前編

30歳、記憶に残る30本のライブ/前編

むぎちゃんとの共同30歳企画も、残すところわずか1企画! 今回は忘れられないライブについて! 30本も書けるかなぁと思ったけど、書けちゃったし、なんなら熱量が溢れすぎて1本じゃおさまらなかったので、2部制にしました。いやこの記事も7,700字を越えているのですが……(笑) 写真も入れたので、よければお付き合いください。古いライブから順にお届けします!

企画趣旨

むぎちゃんの記事!

SPITZ

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30歳への30の質問 -年齢の数だけ質問に答えてみた-

30歳への30の質問 -年齢の数だけ質問に答えてみた-

むぎちゃんこと大麦こむぎちゃんとの『30歳共同企画』第2弾! 「30歳への30の質問」です! お互いに聞いてみたい質問を15個ずつ持ち寄って回答しあっています。できるだけ人となりがわかるものや、「30歳」にまつわる内容を選んだつもり。質問を考えるのも楽しかったし、回答するのもおもしろかった!

企画案内はこちら。

そしてむぎちゃんの記事はこちら!

1.小さい頃の夢は?
私の通っていた幼稚園では

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30歳の私が選ぶ30冊 -年齢の数だけ本を買う-

30歳の私が選ぶ30冊 -年齢の数だけ本を買う-

「いつかやってみたい」と思って、おそらく5年くらいは温めていた(温めすぎ?笑)企画「年齢の数だけ本を買う」を、ついに30歳になった今年に開催することができました! どれもこれも、私のひとりごとに乗っかってくれたむぎちゃんのおかげ! ありがとう!

企画案内はこちら

共同企画者、むぎちゃんの選書記事はこちら。
小学生の頃、同じく読書好きの友達と本の話ばかりしていた日々のことを思い出しました。人の本

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夏だ! 弾ける季節だ! 30歳共同企画だ〜!!!

夏だ! 弾ける季節だ! 30歳共同企画だ〜!!!

うぎゃー、7月になって、気づいたら6日も経ってた! まだ1日か2日くらいの気分なのに!(どんだけ) 今日はね、宣伝記事を書きにきました。

2022年、夏! “30歳共同企画”を開催します〜〜〜〜!!!!(どどんっ)(ぱふぱふ!)

ことの始まりは、先日30歳になった時に書いたこんな記事から。

自分で自分の誕生日記事を書くなんてどうかしてるぜ、と思いつつ、恐る恐る更新したんですけどね。すぐさま

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恋の価値は。

恋の価値は。

【あらすじ】

<登場人物>
・マユ:サブスク彼氏にはまっている27歳
・アリサ:マユの友人。サブスク彼氏非課金
・ノゾム:マユのサブスク彼氏
・ユウキ:アリサのリアル彼氏

* * *

サブスク彼氏にうつつを抜かしているマユを、アリサはよく思っていない。マユがはまっているサブスク彼氏は「二次元」。正規の「彼氏」でなく課金制、しかもVRだなんて。「いい歳して、夢なんか見ちゃって」と冷ややかな目で

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闇の中で、鍋を。

闇の中で、鍋を。

主人公・春田と夏川、秋山は、悪友の冬野から「闇鍋」の誘いを受ける。
不毛なことに時間を費やす。それに美学を感じている彼らだが、今回の冬野からの提案にはいささか懐疑的であった。

「本当にこれって成立するのかよ?」
夏川がいぶかしげな声を出す。
「意味があるかないかなんて、我々には関係ないだろう」
冬野の声がする。

夜。
玄関を開けたら、冬野の部屋はすでに暗闇の中だった。
各々、持ってきたものを次

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シェアハウスで鍋パーティ

シェアハウスで鍋パーティ

【あらすじ】

「よ〜っす! 遅くなったけど、酒買ってきたよ〜!」

気の抜けた声が玄関の方から聞こえ、ひとりの男が姿を現した。梨枝子の住むシェアハウスには、アキラとカナ、サトシの4人が住んでおり、今日はそれぞれの友達を呼び合っての大人数鍋パーティを開催していた。

「おっせーよ、もうみんなベロベロだぞ!」

声の主に叫ぶアキラ。あれはだいぶ酔っ払ってるな……? 梨枝子はため息をつきながら、アキラ

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キス取りゲーム

キス取りゲーム

【あらすじ】

「あのアイドルとキスできるのはだれだ!」
突然開催された『キス取りゲーム』。椅子取りゲームの要領で、「ひとりのアイドルとのキス」をかけて猛烈に戦う男たち。ゲーム会場に来るまでも、障害物競走並みのトラップをくぐり抜けてきた猛者が、拳と拳ならぬ、尻と尻をぶつけ合いながら奮闘する。主人公の理人も、並々ならぬ情熱をかけ戦いに出ていた。

「ステージにいる彼女、握手会でセキュリティスタッフに

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シナリオの源泉

シナリオの源泉

『テレ東ドラマシナリオ』、本日が第1回目の締め切りですね(今日中まで受付だったかな?)
いや〜、本当におもしろかった! 参加するのも読むのもたのしかった〜。

昨日発表されたんですけれど、私の『「ある」世界と「ない」世界で』を1月前半放送分として採用いただきました! 本当にありがとうございます。びっくり……。通知をいただいた日は手の震えが止まらず、夜遅くにも関わらず友人に電話してしまいました……(

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サウナの恋

サウナの恋

就職を機に、地方から東京へ出てきた菜々子。
社会人4年目を終えようとしていた。
1年目まではきらきらして見えていた東京は、もう灰色の塊にしか見えない。毎日満員電車に揺られ、お客さんと社内の板挟みに遭いながら、日々仕事に追われていた。そんな毎日のつかれを癒すため、週に1度の「ひとりサウナ」にはまっていた。

金曜夜。サウナにて。
● 菜々子モノローグ
 っひゃ〜〜〜! くぅうううう。
 この瞬間を迎

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忘れていた言葉

忘れていた言葉

恋人・雪子との5年間の交際に終止符を打った高橋春紀。別れて約1ヶ月。
仕事中に頻繁に彼女のことを思い出すようになっていた彼は、なにか大切なことを忘れているような気がしていた。

● 春紀モノローグ
 時間というのは便利でもあり厄介だ。
 時が経てばいやなことも忘れるけれど、長い年月かけて染みついたものはなかなか離れてくれない。
 雪子のこともそうだ。

● 春紀回想
  1ヶ月前。夕方のカフェ。向

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「ある」世界と「ない」世界で

「ある」世界と「ない」世界で

夜。
道を歩いていると、初見で「好みだ!」と感じる男性(浅田)を見つけたミキ。さっと歩み寄り声をかけ、彼の家に転がり込んだ。
肌を重ね合ったあと、眠そうな目で浅田がつけたテレビを眺める。昔観たことのある再放送のドラマだったが、だんだんイライラしてくる。

ミキ「あ〜もう、もどかしいなぁ! ちゃっちゃと『すき』って言やぁいいじゃん!」
 ふとんの上にあぐらをかき、テレビに向かって悪態をつく。
 浅田

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遺伝子的にぴったり。

遺伝子的にぴったり。

放課後、屋上へつづく階段の踊り場。
高校2年生の斎藤数希と中原葉子が肩を並べ、寒々しい階段に座っている。

数希「(戸惑いながら)なんか、心臓の奥の方がむずむずすんねん。ほんで、肌の表面がざわっとするねん」
葉子「うん」
 うなずきながら、相槌。

数希「こんなん、中原はなったことある? 俺……はじめてやから、なんかこわいねんなぁ……」
葉子「(小さな声で)こわい……?」

数希「うん……。だって

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重岡大毅に捧げるプレイリスト #プレイリストをさらし合おう

重岡大毅に捧げるプレイリスト #プレイリストをさらし合おう

すでに投稿期限はすぎているけれど、このハッシュタグはたのしそうだったのでどうしても参加してみたかった。プレイリストをつくるのは得意な方ではない中、ひとりウンウンとネタを考えて出てきたのが、「そうだ! 推しに捧げるプレイリストをつくってみるのはどうだろう!?」だった。

ということで、『重岡大毅に捧げるプレイリスト』を早速考えてみた。

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知らない人のために、推しを紹介しよう!(いえーい!

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