体脂肪率を下げるには
「体脂肪率を下げたいんですけど、食事では何を減らせばいいですか?」
動きやすい身体を作るために、体脂肪率を下げたい!という方、多いのではないでしょうか?
競技種目にもよりますが、筋肉を増やし、体脂肪率を下げることでパフォーマンスアップとの相関関係があると言われています。
この記事では
減量のための食事法をお伝えします。
はじめに
体脂肪率とは、体重に対する体脂肪量の比率。その為、体脂肪率を下げるにはざっくり2パターンあります。
①骨格筋量を維持又は増やし、体脂肪量を減らす(減量)
②骨格筋量を増やし、体重自体を増やす(増量)
どのようにするかは、現在の体格やその競技、ポジションによって決めていきます。
多くの方は、①当てはまると思うので
減量によって体脂肪率を下げる方法をお伝えします!
その前に、、、
体脂肪率を減らしたいとき
食事では何を減らそうと思っていますか?
学生に聞くと
「食事の量!」と答えます。
単にダイエットがしたいのであれば量でもいいかもしれません。
しかし、考えてみてください。
体脂肪率を下げたい理由は何でしょうか?
アスリートの場合、
多くの方はパフォーマンスアップに行き着くと思います。
にも関わらず、
単純に食事の量を減らしてしまうとどうなるか?
空腹に耐えられず、むしろ間食が増えてしまい痩せない。とか
ビタミンやミネラルが不足し風邪をひきやすくなったり、疲労が抜けないなど…
不調が現れるリスクが高まってしまいます。
アスリートの減量
アスリートの場合は、減量中であっても
パフォーマンスを維持しつつ体組成を変えていくことが課題なのです。
食事を見直すときは、
量よりも、質(中身)を優先しましょう。
「何からエネルギーkcalを多く摂っているか」という部分です。
主にエネルギーになるものは3つ!
覚えていますか?
炭水化物、たんぱく質、脂質。
これらの比率はPFC比率と呼ばれています。
この内訳を変えていきます。
アスリートの減量の基本は
【高糖質、高たんぱく質、低脂質+食物繊維】
解説していきます🔽
パフォーマンスを左右する糖質
糖質は結構大事な栄養素で、パフォーマンスを左右する鍵。筋肉や脳の主なエネルギー源となります。
体内には少量しか蓄えることができず、不足すると、筋肉を分解してエネルギーを生み出そうとします。そうなると、筋肉量が減ってしまいますので、米などの主食は減量中でもしっかり食べるようにしましょう。
たんぱく質は減量のミカタなり
たんぱく質はしっかり摂ること!
減量するときはむしろ増やしていきます。
なぜならば、
①筋肉の材料となるため
②糖質や脂質に比べて代謝に時間がかかるため、腹持ちがよいため。(空腹対策)
【肉、魚、卵、大豆・大豆製品、乳製品】
は良質なたんぱく質源なので、食事や補食で取り入れてみてください。
食事で減らすのは脂質から
そうなると、まず減らすのは脂質から!
脂質を減らすには3つの「あ」と呼ばれる
「あぶら、あまいもの、アルコール」
からカットしてみるのがオススメです。
自覚はなくても、つい甘いお菓子を摘んでいたり、料理に油が多く使われていたり..,。
どうでしょう?
バター、マーガリン、マヨネーズ、ベーコン、バラ肉、揚げ物などは控えめに。
食物繊維で空腹対策
脂質をカットすると、全体的な摂取kcalはカットできるのですが、その分お腹が空いてしまいます。
そこで活躍するのが食物繊維です。
野菜、きのこ、海藻、こんにゃくなどはヘルシーかつ満腹感を得られるので積極的に食べていきましょう。
減量にオススメの料理とは
じゃあ、どんな料理を食べればいいの?
と言われたら
総じて、おすすめは「鍋」!!
肉や野菜も沢山食べられますし、油も不用。
作るのも鍋一つ、煮るだけでOKなので。
〆に雑炊やうどんなどを食べれば💯
減量の仕方は一つではないので
この限りではありませんが、
手始めにはじめたい!という方にとってご参考になればと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?