イト@スポーツ栄養士

大学生アスリートを応援! スポーツ栄養士を目指して10年。 たどり着いたこの場所で理想…

イト@スポーツ栄養士

大学生アスリートを応援! スポーツ栄養士を目指して10年。 たどり着いたこの場所で理想と現実に悩む日々。 日常の様子を心の声を交えて発信していきます。 管理栄養士/埼玉県出身【経歴】女子栄養大学卒 →社員食堂→給食センター→大学内スポーツ施設勤務

最近の記事

【個別相談事例 】バスケ×増量

春からの新入生。 推薦で入学をしてきました。 ずっとバスケをやっていたのに 体作りに関しては無頓着で 好きなものを好きなだけ食べているそう。 これまで栄養士に出会ったことはなく、 バランスのよい食事とは・・・? からの段階。 一先ず、今食べているものを確認すると たしかに、好きなものを好きなだけ食べている… んーー、どこからいこうかな。 彼と面談を終え、約束事は一つ! 「肉、魚、卵、乳などのたんぱく質と ご飯を一緒に食べる!」 と、決めたはいいものの できるかしら?

    • ゴリゴリのフィジーク選手が言っていたこと。「結局は自分に合う方法を見つけるしかない。」

      • 【個別相談事例】バレリーナ

        大学1年生。4歳からバレエをやっているダンサーがやってきました。背も高く、細身に見える。 けれども、ダイエットをして体重を下げたいとのこと。お腹周りの肉を落として、脚も細っそりさせたいと。 今でBMIが19。これ以上下げるのは... 体重が低くなりすぎると やる気が起きなくなったり 情緒不安定になったり 風邪を引きやすくなったり 怪我をしやすくなったり 様々なリスクがあります。 女性の場合、月経異常につながることも。 本当に体重を下げる必要があるか 考えることも大事

        • ふとしたときに急に怖くなるときがある。あぁーやっぱり崖だなって。 それは、貴方も私も同じ。

        【個別相談事例 】バスケ×増量

          体重を減らすことはある意味簡単。その状態で勝てるのか。勝ち続けられるのかが本題。

          体重を減らすことはある意味簡単。その状態で勝てるのか。勝ち続けられるのかが本題。

          体格が変わる人、変わらない人の違い

          増量のため栄養サポートをしているA君とB君。 食生活で気をつけるところは違いますが、同じように私が面談をし、食事チェック、フィードバック等を行っています。 1ヶ月後 A君は着実に体重増加していましたが、 B君は体重変動がありません。 さて、何故でしょう? これは私が本当に不思議に思ったことです。 彼らに聞くのが早いと思ったので 食生活の約束事をどのくらい守れていたかを 確かめてみました。 すると、 A君は毎日約束を守ることができていた。 B君は週3〜4日できていた

          体格が変わる人、変わらない人の違い

          「疲労が抜けないので何を食べたらよいですか?」と聞いてくる時は、大体練習時間が5時間を超えているときだから...一先ず睡眠時間をあと1時間伸ばしてみようか。授業中に寝るのではないゾ。物理的にムリであれば、睡眠の質を高めよう。

          「疲労が抜けないので何を食べたらよいですか?」と聞いてくる時は、大体練習時間が5時間を超えているときだから...一先ず睡眠時間をあと1時間伸ばしてみようか。授業中に寝るのではないゾ。物理的にムリであれば、睡眠の質を高めよう。

          食事を変えれば身体が変わる。 身体が変わればパフォーマンスが変わる。 パフォーマンスが変われば結果が変わる。 結果が変われば未来が変わる。 当然だけど見落としがちなことです。

          食事を変えれば身体が変わる。 身体が変わればパフォーマンスが変わる。 パフォーマンスが変われば結果が変わる。 結果が変われば未来が変わる。 当然だけど見落としがちなことです。

          「分かっている、でもできない。」を越えるには

          「イト先生、あの栄養コラムたぶん誰も見てないっすよ。」 私は某クラブを対象に公式LINEで定期的に栄養情報を流している。久しぶりに会ったと思えば、学生はこんなことを言ってくるものです。(涙) イト「知ってるよ!そんなことは分かってます。だって、この前送った15分の動画、みんなの平均視聴時間何分だったと思う?」 学生「えーっと、2分半!」 イト「正解!」 学生「俺、そのくらいで止めたから(笑)」 イト「ごめんね、今度から10分の動画でも2分に区切って5回に分けて送る

          「分かっている、でもできない。」を越えるには

          体脂肪率を下げるには

          「体脂肪率を下げたいんですけど、食事では何を減らせばいいですか?」 動きやすい身体を作るために、体脂肪率を下げたい!という方、多いのではないでしょうか? 競技種目にもよりますが、筋肉を増やし、体脂肪率を下げることでパフォーマンスアップとの相関関係があると言われています。 この記事では 減量のための食事法をお伝えします。 はじめに 体脂肪率とは、体重に対する体脂肪量の比率。その為、体脂肪率を下げるにはざっくり2パターンあります。 ①骨格筋量を維持又は増やし、体脂肪量を

          体脂肪率を下げるには

          まもなく、春のリーグ戦が開幕しますね🌸 体調管理を万全に。

          まもなく、春のリーグ戦が開幕しますね🌸 体調管理を万全に。

          増量できた理由を学生に聞いたら、的を得た回答だった。

          イト: 調子良さそうだね! 選手:めっちゃいいっす!体重も丁度いい感じです! 調子がよい選手は、側からみてもコンディションがよさそうに見えるもので、彼もその一人。 彼は、入学時の体重は軽かったものの、食事、トレーニングを重ねて3年生になった今では、目標体重をクリアし、維持できている。 イト:なんで、みんなの体重が増えないんだと思う? 選手:自分、実家でいい飯食ってるんで。 あとは、意識の問題じゃないすかね。 (私もそう思うよ。) 出てきた料理を食べ

          増量できた理由を学生に聞いたら、的を得た回答だった。

          疲労が抜けない原因はどこにある?

          『最近、疲労が抜けないんですけど何を食べればいいですか?』 バレー部の3年生が訪ねてきました。 疲労が抜けないとき、 まず見直すべき食事ポイントはここ🔽 ・食事の摂取量は以前と差があるか? ・体重の増減はあるか? ・主食を減らしていないか? ・練習前後の補食は適切か? ・練習中に何を飲んでいるか? 彼女の場合は、 ・食事の摂取量は日によって差があり、 練習で疲れている日は食欲がなくあまり食べられない。 ・以前はとっていた練習前の補食を最近はとっていない。 ・運動中は麦茶

          疲労が抜けない原因はどこにある?

          運動中に集中力が切れやすいと感じたり、疲労が抜けないときは、糖質不足の可能性が高いです。 ①主食をしっかり食べているか ②練習前後の補食は適切か ③運動中の飲料 など、見直してみて下さい。

          運動中に集中力が切れやすいと感じたり、疲労が抜けないときは、糖質不足の可能性が高いです。 ①主食をしっかり食べているか ②練習前後の補食は適切か ③運動中の飲料 など、見直してみて下さい。

          たとえ増量できなくても

          「最近、牛乳飲み始めたら体調よくなってきました!」 増量のために食事改善に取り組んでいる バスケ部の新4年生。 最近体重が増えていないので 落ち込んでいるかと思いきや、至って本人は前向きでした。 1日4食。いわゆるバランスのよい食事を摂れている方です。 それでも、練習、トレーニング、練習試合等 重なってくると厳しいのですね。 おそらくオフ期間が1週間くらいあれば 簡単に増えるでしょう。 ただ、そうなることはないので この状況で増やしていくことが難題です。 体重が増

          たとえ増量できなくても

          良いか悪いかの判断

          食品について 食事の時間帯について 食事量について よく、これらについて 「よいですか?悪いですか?」 と聞かれることがあります。 結論は、シンプルです。 貴方に合っていれば良い。 合っていなければ悪い。 実行できるなら良い。 できないなら悪い。 継続できるなら良い。 できないなら悪い。 ほぼ全ての質問に当てはまる解答です。 厳密にいうと良いも悪いもないのです。 良い=継続していけばよい 悪い=見直す必要がある という意味合いで捉えていただければと思います。

          良いか悪いかの判断