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2022年1月11日(火) アフリカからのスポーツ留学

2022年1月11日(火)
アフリカからのスポーツ留学
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全国高校サッカー選手権で青森山田の優勝で幕を閉じた日本の裏側、アフリカ・カメルーンでサッカーのアフリカNo.1を決めるAfrica Cup of Nations 2022、通称・AFCON2022がスタートしました。当初は2019年に開催予定であったカメルーン大会ですが、準備の遅れを理由に2019年大会はエジプトでの代替開催となり、昨年の開催予定だった今大会も6月開催の変更と、コロナの影響で2022年に変更。やっとカメルーンで開催される流れとなりました。
ただ、このAFCON、1月というヨーロッパのシーズン真っ盛りの開催となっており、ヨーロッパのクラブからは主力選手が引き抜かれ、少々嫌われている大会。20119年大会はその影響も考慮し、6月/7月に開催されましたが、一度で戻すとは。。。特にプレミアリーグのクラブは、戦力を削がれ、まずは無事に帰還してくれることを願うなんとも奇妙な大会です。
そんな大会ですが、試合自体はヨーロッパのビッグクラブに所属する選手も多く、レベルは高く、とても面白い。20117年ガボンで開催されたAFCONの決勝に行きましたが、街中から盛り上がりが尋常ではなかった。この大会もコロナで苦しむ各国の国民の日常の楽しみとなることは間違いないはずです。優勝候補の筆頭はアルジェリアでしょうか。地元のカメルーンもどこまで戦えるか。W杯を逃したコートジボワールの逆襲はあるのか。はたまた新興国の初優勝があるのか。とても楽しみです。
ここではハイライト映像だけ掲載しておきます。
開幕戦:GROUP A : Cameroon vs Burkina Faso

GROUP A : Ethiopia vs Cape Verde

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★ アフリカからのスポーツ留学
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青森山田の見事な優勝で幕を閉じた100回目の高校サッカー選手権。ピッチには留学生はおらず、全員日本人でした。それはFIFAによる留学で来日した18歳未満の選手は公式戦に出場禁止というものがサッカーにはあるためです。
この時期は高校生の歴史ある全国大会が行われています。現在サッカー以外にアフリカからの留学生が圧倒的に多いのは陸上競技、バスケットボール。そしてバレーボールです。彼ら・彼女らはなぜ日本に来るのか?また必要とされるのか?それは圧倒的な身体能力による日本人にはないプレーをしてもらうことが可能で、勝つためには不可欠な存在ということです。この留学生は、賛否両論があります。日本人の機会が失われる。留学生を使うなんてずるい。その中で、過去には留学生による暴行も起きました。ただ、NBAを目指し、アメリカで契約までは勝ち取った選手を輩出した過去があるのも事実です。
これは流れとしての部分も大きく、留学生がいるチームに勝つためには留学生にプレーしてもらうのは当然の流れであり、アフリカからの選手も多くなっています。また日本は少子化の中で絶対的な人材の数が減っている中で、優秀な選手は全国の高校で争奪戦となり、留学生と同等のプレーができる人材に入学してもらうことは容易ではありません。
皆さんはどのように思われるでしょうか?
サッカーが留学生を禁止した理由は、2001年からある18歳以下の国際移籍は禁止という基本ルールに基づき、アフリカ各国で優秀な人材が青田買いの対象となりながら、結果が出ないとすぐに機会が奪われてしまうこと。また劣悪な代理人などが多かったことが挙げられます。
確かにこれは世界的な問題であり、その裏では考えられないほどの金額が動いています。そのひとつとして、数えられてしまうのであればそれは致し方ない部分もあるかもしれません。

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★ 日本でのスポーツ機会の創造
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