ワクチン4回目を打った。しっかり副反応。
熱の上がる夜、うつらうつらとしながらも眠れない。そんな夜が昔もあったことを思い出す。なんでか親に熱があるとは言えなくて、代わりに眠れないと言っていた。そうしたら熱を測ってもらえたから。

...頭がいつもより熱くて重たい。そんな深夜3時。

先日朝井リョウさんにハマったと記事に書いたが、その後小説『どうしても生きてる』を読んだ。
これは本当にフィクションなのかと疑いたくなってしまうほどの生身の人間がそこにはあった。誰かが/何かが助けてくれるわけではない。ただ現実の苦しみが続いていて。けれどもその中で「どうしても生きている」。綺麗な生き方とは言えないだろう、けれどそれもその人にとっての人生で必死に生きた証。

小説なのに現実に存在する人の人生を覗き見たような気持ちになって、そんな物語を生み出す朝井リョウという作家が少し恐ろしく感じた。

私はずっと責任から逃れている。ある人の人生を背負う覚悟から逃げている。そのくせ甘い蜜だけ吸って、幸せだけを傍受している。卑怯だ。
今これをここで書いていること自体が狡いのだ。独白をして楽になろうとしているだけだから。本当にすべきことは相手と直接向き合うことなのに。

YouTube Musicから2022年のハイライトが届いていた。よく聴いたアーティストにランクインしていたものから一曲。

ポップな曲調なのに歌詞はダークで、そのギャップが気持ちいい。あともっさがどうしようもなくかわいい。

バンドといえばちょうど今期放送中の『ぼっち・ざ・ろっく！』も観ている。とっても面白い。