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【5分で読めるビジネス書要約】地頭力を鍛える

【昨今話題の論理的思考力と地頭力とは何か】

こんばんは、はるです。

本日紹介するのは細谷功さんの「地頭力を鍛える」です。


最近、色々なコンサルファームから「論理的思考力」とか「考える力」みたいなビジネス書が多数出版されてますよね。

本書は、そんな考える力について記した原点であり、この一冊を読めば考える力とは何かが分かるようになっています。

早速内容について見ていきましょう。


【地頭力の有無が格差を生み出す】

本書では地頭力を「物事を効率的に、正確に、高い質で考える力」であると定義しています。


ひと昔前の社会では、専門家と一般人の間には「情報量」という大きな差があり、この格差を埋めることは容易ではありませんでした。

しかし、インターネットの普及によってこの「情報量」の格差は縮まり、逆に、インターネットを活用できるか否かという格差が産まれました。

さらに時代が進み、インターネットの活用が当然となった現代。

インターネットから適切に情報を取得し、有効に活用するためには、自分の頭で考える必要が出てきたのです。


自分の頭で物事を考えられるか否か。

現代の格差はこの地頭力の差によって生み出されています。


では、どうすれば地頭力を身に付けることができるでしょうか。

地頭力をさらに3つの構成要素に分解してみましょう。


【地頭力を構成する3要素】

ここでは地頭力を

①「結論から」考える仮説思考力

②「全体から」考えるフレームワーク思考力

③「単純に」考える抽象化思考力

の3つに分解し、本日はこの中で最も重要であると考えている「仮説思考力」について詳しく説明していこうと思います。


仮説思考力。

これは、取り組もうとしている物事のゴールを「仮説」として仮定し、そのゴールにたどり着くまでの最適な道筋を考えることで「効率的に考える」ことを可能にする考え方です。

あらかじめゴールを見据えて逆算することで、闇雲に考えるのではなく、道筋に沿って考えることが可能になるというわけです。


この仮説思考力で重要な点が3つ。

(1)今ある情報から考えられる、ゴールは何かを考える

(2)そのゴールにたどり着くための道筋を考える

(3)道筋を辿りつつ、適宜仮説を修正する

あくまで仮説は仮説です。今ある情報から仮説を立てた場合、間違っていることもあります。

それでも、何も考えずに闇雲に動くよりは仮説を立てて動いた方が効率的であり、仮説が違っていたとしても軌道修正をすれば大丈夫。

まずは、仮説を立てるところから初めてみましょう!


いかがでしたか?

フレームワーク思考力・抽象化思考力についても、気になる方は是非本書を読み、現代社会を生き抜くための「地頭力」を身につけましょう!



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