今一番思うこと

まずファッションだ古着だと語る前に、声を大にして言いたいこと
私がこのnoteで取り扱おうとしているテーマのファッション
特にファッションブランドにフォーカスする内容が多いです
主にデザイナーズブランドを扱いますが、
昨今、メディアでも多用され、一般の方もハイブランドと呼びます
その呼び方についてのお話になりますが

"ハイブランド"って呼ぶのやめませんか？
※あくまでも個人の意見です

理由は至ってシンプルです
『ただ値段が高いというイメージが先行する』から

ハイブランドはその文字通りHigh Brandとなる訳です
Highは形容詞で言うと（価格等が）高い、高額なという意味合いです

対してラグジュアリー（Luxury）というのは
贅沢な、豪華なという意味合いがあります
これも表面的な意味合いだけ見ると決してポジティブな表現では無いかもしれない

私がデザイナーズブランドと呼ぶ理由
"値段が高い、身の丈に合わない贅沢品 "
という概念では括られたく無いという思いがあるからです

当たり前のことを言いますが、ハイブランドやラグジュアリーブランド
その殆どは創設者の名前から付けられます

LOUIS VUITTON=ルイ・ヴィトン（Louis Vuitton / ルイ・ヴィトン）
Dior=ディオール（Christian Dior / クリスチャン・ディオール）
CHANEL=シャネル（Gabrielle Bonheur Chanel / ガブリエル・ボヌール・シャネル）
※ココ・シャネルの"ココ"というのはシャネルの愛称です
VERSACE=ヴェルサーチェ（Gianni Versace / ジャンニ・ヴェルサーチェ）
GUCCI=グッチ（Guccio Gucci / グッチオ・グッチ）
BALENCIAGA=バレンシアガ（Cristobal Balenciaga / クリストバル・バレンシアガ）

他にも数多くのデザイナーズブランドがありますが、
どれも創設者の名前がブランド名に刻まれます
各ブランド毎に独自の哲学があり、個性があり、品があります
感覚的な部分も多いですが総合的な価値観がそれぞれのブランドにはあります
それをただ"値段が高い"という部分だけを切り取られてる気がしてならないのです

敬意を表して、デザイナーズ・ブランドという呼び方が
広く伝播し定着してくれたら良いなという希望的観測からの訴えです
※あくまでも個人的な意見です