20240325 心理士M先生との面談


◎今日のカウンセリングのテーマ

1.「頑張る」ということの自分の捉え方

2.「役割」についての自分の捉え方


1-1.「頑張る」とは自分にとってどういうことか

自分が、適切な負荷の中で、充実感をもって人生を主体的に生きられていると感じられる状態。

1-2.自分の「頑張る」ということのイメージ

雑念や不安が思い浮かばないくらい、目標に向かって行動できていること。

1-3.自分の「頑張ること」についての3分類

「頑張り過ぎている」「頑張れている」「頑張れていない」

・「頑張りすぎている」とは
自分でも「なんでこんなにやらなきゃいけないんだろう」と感じながら、頑張ることをやめられない状態。負荷が高いMBO目標を与えられたりした経験などが当てはまる。与えられた目標で、自分が腹の底から納得、共感できていないものに、リソースを注ぎ込んで取り組んでいるときに、この状態に陥りやすい。他責的になったり、心のエネルギーを使い果たして鬱状態になったりする。

・「頑張れている」とは
自分が腹の底から納得できる具体的な目標設定ができていて、そのために活動できるエネルギーがある状態。人生が充実している感覚。中学生で個人地区大会優勝から、県選抜落選までの期間の部活を頑張れていた状態。前職で、自身の退職に伴う組織の仕組みを整えるために就業規則の改正や事務業務のマニュアル化、ICT導入などを進めていた頃の経験。

・「頑張れていない」とは
人生の役割の中での目標設定ができず、ただ毎日を過ごしているだけのような感覚に陥っている状態。できることがありそうなのにそれにアプローチできない要因がある時などに、自分に自信が持てていないことで生じることが多い。


2-1.「役割」に対する拘り

・役割ごとに、自分なりの「あるべき姿」を規定して、そのあるべき姿に向かおうとする(スキルも、マインドも)。
・役割に期待される行動を言語化して、その理想的な在り方を追求する。
・他者に対しても、「その役割をこなせているかどうか」という視点で評価的に関わってしまう。

2-2.「役割」に対して日常生活で感じること

「この役割として、◯◯であるべき」のように、自分にもその役割にふさわしいマインドやスキルを無自覚に求めている。それは他人に対しても同様である。
特に経営や管理を担当する立場の人のスキルの不足や不適切と思われるマインドセットに対して、苛立ちを感じることが多い。

2-3.「役割」に対する捉え方の原体験

・中学の部活の副部長(役割の範囲を超えた言動に対するしっぺ返し)
・高校の部活の部長(目標設定を部に共有できない無力感)
・小規模法人の管理職としての葛藤(「ビジョン」や「在り方」を表明できない経営層に対する不信)


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