去年の4月1日、先生も子どもたちも全員が初めての小規模保育園が開園しました。みんなで作り上げた園が、今日一周年を迎えました。
進級した子どもたちと、新入園の子どもたち。
新しい一年が始まりました！

家の中でやってきたことが、実は誰かの役に立つ！
実は…家事と育児の”当たり前”はすごい能力を秘めている！

主婦の仕事って始業も終業もないし、給料もない。
家族に感謝されているのか、だんだんわからなくなりながらも
当たり前のように家事と育児は続いていく。

私たちは２４時間をうまく配分して家の中を、家族の予定を回している。
地味だし、疲れるし、毎日繰り返しだし。
成長してるとか、アップデートされてるとか
そんな実感もなく過ごしているだけだと思ってた。

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ちょうど一年前の今日、わたしは自分のやりたいことを始めた。
小規模保育園の給食調理員だ。
・家族のために食事を作るのが好き
・お腹いっぱいになって「ごちそうさま」と言ってもらえると満足
・段取りよく家事をこなすのが得意

約20年間、家の中でやっていたことがいつの間にか
わたしの能力として身についていたことにやっと気がついた。

給食調理は
朝8時から作り始めて20人分を10時半までに仕上げなければならない。
３口コンロを駆使して１汁２菜を同時進行で調理し盛り付ける。
たった一人で全ての段取りを考え行動している。

「調理と時間配分」
これこそがわたしの最大の能力です！！

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家族のためにやっていたことが
今では保育園の0歳から2歳までのかわいい子どもたちのためにやっている。
そしてそれは、働くお母さんのためになっているかもしれない。

子どもたちの覚えたての言葉「おいしい」を言ってもらえる。
お母さんたちから「完食したと聞いてうれしいです」と言ってもらえる。

主婦としてやってきたことで、感謝されてお金を稼げるなんて！
「わたしなんて…」とか
「こんなことどうせ…」とか
そう思っている人たくさんいると思います。

必要とされ感謝される
それだけでそれだけで十分なんです。

必要としている人に届け！
そしてあなたの潜在能力よ輝け！

わたしは月曜日からも
かわいい子どもたちに美味しい給食を
心を込めて作ります。
そして覚えたての「おいしい」を頂きます。