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「やりたいこと」を仕事にする、を考えていて気付いた人生の最優先事項

人生で一番大切なもの

「やりたいこと」を仕事にしよう!ということをやりたくて、そのことを考えていると、人生全体のことを考えることになる。当たり前だけど、仕事とは人生全体の中の一部なのだから。

そうすると、人生全体のなかで一番優先するものは何なのか、ということを考えることになり、その答えはシンプルに家族であった、ということを改めて書いておきたい。

その答えに気付いたことよって、生活面での考え方、そしてこれから「やりたいこと」を仕事する、ということをやっていくのに大きく影響するなあと思っている、ということも書きたい。

やりがいのある仕事をする

若いころの私は、結婚はできたらする、子供もできたらいいし、できなかったらそれもまたそれでいい、と思っていた。それよりも、何か自分らしい、やりがいのある仕事をする自由な人生を送るのだ、と。

30歳を超えても尚、まだその「自分らしい、やりがいのある仕事」に就けていなかったのに、相も変わらず、いかにやりがいのある仕事をするか、ということを考えていた。それだけ、子供の頃からずっと持ってきた、自分の中の憧れとか価値観とかイメージとかって、なかなか手放せないものなのかもしれない。

仲の良い家族

でもきっと、5年前に長男が誕生したときに気付いていた。

私が人生で一番欲しかったのは、仲の良い家族だったんだ、ということを。

子供の頃に憧れていた、家族でキャンプをすることとか、威張っていなくて、家族のためにコーヒーを淹れてくれるお父さんとか、バターの香りがするお菓子をつくるお母さんとか。

海外ドラマ『フルハウス』みたいな家族を。←『フルハウス』はお母さんが亡くなっている設定なのだけど。

うっすら気付いてはいても、やっぱり仕事はするし(長男のときは8カ月で復帰した)、評価もほしい、まだ活躍したい、というより、もっと活躍できる、好きな仕事をしたい、という気持ちが大きくて、 まだ仕事・外ということが手放せなくて、結果、今に至っている。

でも。次男が生まれて大切な家族が増えた。ありがたくも育休という時間があって、そしてnoteに表明したこともあって、改めて「やりたいこと」を仕事にしよう!と思ったときに、一番初めに書いたようなことに行きついた。

これまで、仕事で満足感を得られなければ、自分の人生◎とは言えないな、と思っていたけれど、極端に言えば、もし仕事で夢が叶わなくても、家庭がうまくいっていれば人生◎と思えるよな~、ということだ。

【仕事・外】じゃなくて【家庭・家事・育児・内】を自分の中心に持っていくのだ、という決心のようなものができた。

仕事か家庭かの「選択」というほどではない。そもそも、この二つは同じ土俵には上げられないと思っているから。

「選択」というほどではないけれど、一番大切なもの(家族)は既にこの手の中にあって、そしてこれからも人生の最優先事項である、その上で更に、「やりたいこと」を仕事にしよう!と思っているのだ、という自分の状態をしっかりと自覚したい。

大事なのは、それが、誰かに言われたからでも何でもなくて、 自分の意思で「選択」のようなものをしたということだ。 自分の気持ちをよぉく紐解いてみると、そう思っている自分が当たり前にいた。

家事・育児に対するモヤモヤ

そこに行きついたことで、生活面で変わった点と言えば、家事・育児に対するモヤモヤが解消されつつあることかもしれない。

これまで私は【仕事・外】と【家庭・育児・家事・内】ということを同列に置いていた。家庭はうまくいっている、その上で仕事でも納得できてようやく私の人生◎、と。

仕事で夫と同じくらい、なんなら夫以上に、いや比べることではなくて、 思う存分活躍したい、と思っていて、 だから自分の方が家事や育児の負担が多いということに気持ちが納得していない。夫にも、私と同じくらい家事・育児をやってくれ、と。不公平だよ、というモヤモヤ。

でも、私が人生で一番欲しかったのは、仲の良い家族だったんだ、ということに気付いて、【仕事・外】じゃなくて【家庭・家事・育児・内】を自分の中心に持っていくのだ、という決心のようなものができたら、家事・育児に対して「私がやっていくんだ!」という責任感→納得感のようなものが生まれた。

まあ、今は私が育休中だから、そりゃそうだろう、ということなのだけれど、この考えのもと、復帰後もやっていきたい。

「やりたいこと」を仕事にする!

以上のようなことに気が付いて、自分のなかで決心できたので、その上で「やりたいこと」を仕事にする!ということを考えていきたい。

今回、人生における最優先事項を「選択」したように、「やりたいこと」を仕事にするために、仕事においても今度こそ選択(と行動)が必要だと思っている。

これまで、仕事において選択するということを避け続けてきたことで、ボヤッとしたキャリアしか手に入れられていないのだと思うからだ。

そしてその時に、人生のなかで一番大切なものはもう既に持っている、と分かっていれば、これまでよりもっと気楽に、単純にその「選択」ができるような気がするのだ。

そのことについて、引続き考えていきたい。


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