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「カラオケ行こ!」実写版映画感想。

おはようございます、雲州鳩です。残念ながら2月5日に日比谷で開催される「カラオケ行こ!」綾野剛&齋藤潤の御礼舞台挨拶には落選しちゃいましたが、先月の六本木シネマにてお二人に会えたし、10日の誕生日には永野護兄貴と数十年振りに顔を合わせるので、よしとしました!



「カラオケ行こ!」は、原作者である漫画家の和山やま先生が、オリジナル創作のコミティアにて、新刊数千部を一日で完売させた偉大なる同人誌作品でした。それが、出版されて映画化の運びとなったんですね。

今、一人の漫画家の自殺で世間を大激震させている「原作漫画家への脚本家と、そしてテレビ局の圧力」の話題とも重なりますが、この「カラオケ行こ!」には、脚本の野木亜紀子+演出の塚原あゆ子が作り出す、絶対的な原作への尊敬と愛が溢れ出ています。

元々、ダブル主演である綾野剛が和山先生の熱烈なファンということもあり、出演は確約したのではないかと思うのですが、野木脚本とも「MIU404」などで主演していた縁が、そのまま繋がっているイメージ。



私はこの映画ですっかり綾野剛の演技の深さにハマって、アマプラの見放題で「MIU404」を楽しんでいるし、去年映画館に二度行きBlu-rayBOXも購入した「わたしの幸せな結婚」もまた、塚原あゆ子監督作品で不思議な感じ……。
きっと私は、彼女の作り出す映像の世界観やスピードが好きなんでしょうね。



買ってしまった!Amazon限定ムック!



映画館では初日に完売したグッズやパンフレットも、通販にて予約しました!



「カラオケ行こ!」は、先日話題が沸騰した「ガンダムSEED FREEDOM」とはまさに正反対で、大阪の小さな寂れた商店街や公立中学校が舞台。主人公の岡聡実は声変わりや加速していく青春に悩む庶民的な中学3年生です。

狭い団地に優しい両親と平凡に暮らす彼が、ある一人のヤクザと出会って知らなかった世間の陰や、自分の中にあった我知らずの葛藤や怒り、そして知らない大人との淡い友情に触れて成長していきます。

とにかく静かなワンシーンの重なりが丁寧で繊細に描写されていて、音楽も相まって「また観たいな〜」と寂しく懐かしく感じる作品。けして巨額をかけた企画でもなく、派手なエンタメでもない。それでも何故か心惹かれる。




20年前に「仮面ライダー555」で、スパイダーオルフェノクを演じた無名の少年綾野剛が、まさかこんなお兄さんになって大物俳優として、数々の映画でスターに上り詰めていくとは、思っていませんでした。





続編の「ファミレス行こ!」では、大学生に成長した聡実と、三年間刑務所にいた狂児の東京での生活が描かれていて、おそらくこちらも映像化される可能性が高い!期待せずにはいられません。

舞台挨拶のたびに、どんどん背が伸びていく齋藤くん!


「仮面ライダー555」の半田健人や村上幸平とも20年振りに、本物と再会出来たし、綾野剛とも会えたし。そして今週末には永遠の憧れの人、「ファイブスター物語」の原作者&メカデザイナーの永野護に再会できます!

もしかして今年は本当に、自分の人生に革命期が来ているんじゃないかな、とワクワクしていて。二月は体調に気を付けつつ、創作と都内神社巡りをして過ごそうと思います!





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