同棲をしてから、小さな決まりごとを作った。

・「おはよう」と「おやすみ」を言おう
・ケンカしても、その日に仲直りしよう
・「嫌だ」と思ったことはちゃんと言うこと

この3つは、とても大事だと思う。

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・おはようとおやすみ

彼と起きる時間は違うから、私はまた二度寝をしてしまうんだけれど、「おはよう」の声かけは、その人の朝を応援している気持ちになる気がする。あと、寝起きが少しだけ良くなった。

「おはよう。仕事行ってくるね。」と私に話しかける彼の声で、重たいまぶたを薄く開けながら「おはよう。今日も気をつけて行ってきてね。」ベッドで眠そうにしながら声をかける。もちろん、そのあとすぐ寝ちゃったりするけど、パチっと目が覚めたときは、玄関先まで見送ったりもする。彼が出てったドアに鍵をかけて、また部屋に戻る瞬間が「いいな」と思ってしまうのだ。

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・ケンカの後の仲直り

ケンカなんてほとんどしないと思ってたけど、最近ちょこちょこ増えてきた。私も彼も相手のあげ足を取るのが上手いらしくて、ネチネチと相手の心の隙間を、チクチクと刺し合う。結果、私が泣いたり拗ねたりする方が早いんだけど、冷静になって、ごめんねとお互いすぐに謝ったあと仲良く布団に入る。そのあと、またあの言い方は無いんじゃない？とか言い出して、2ラウンドに入ることがある。書いててちょっと恥ずかしい。

それでも、明日に持ち越さないようにしている。まぁ、私が引きずってまだ落ち込んでる時もあるけど、ケンカは終わってるから、話してるうちにまた元通りだし、翌日はケンカのお詫びじゃないけれど、そんなノリで遊びに行くこともある。

これからもっと大きなケンカをしたときはどうなるかわからない。でも、その時がきても翌日に持ち越すことなく、仲直りできたらいいなぁと思う。

これはオマケだけど、ケンカの時、絶対言っちゃいけないのは「別れよう」という言葉だ。過去の私は数え切れないくらい言った。その言葉を一度でも使うと癖になって簡単に口から出るようになってしまう。言葉は言霊なんていうから、そこから別れに繋がるかもしれないし、気持ちが離れるキッカケにもなると思う。多分これからはいう機会もなさそうだから、記しておきたい。

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・「嫌なこと」を伝える

好きなことは言いやすい。でも、嫌いなことって、好きな人に伝えるのは難しい。もし、これが好きだったらどうしようとか思ってしまうからだ。相手に嫌な気持ちをさせる覚悟がないと言えないと思う。

私は、同じギャグでしつこく絡まれたり、殴るフリ(寸止め？)、そして自分が集中している時にチョッカイを出されるのが、とても嫌いだ。

私の場合は、「これ以上やったら怒るよ？」とか「今集中してるから、やめてね」と警告する。

彼はポロリと暴言が出たり、表情を見て、「今の嫌なんだな」と思うことがある(明らかに怒ってる時もあるけど)。それで察して、「こうされるの嫌？」て聞いて彼の答えを聞いて答え合わせをする。彼の場合は、本当に無理だと思ったり、我慢をすると頭痛がしたり体調にくることがあるから、より注意が必要だ。

最近の彼は、私に嫌なことを伝えるのも慣れたのか「これ嫌い」と言うようになっている。とても嬉しい変化だ。

でも、自分が好きなものを否定される時もあるから、少し悲しいな。と思うけれど、そこはお互い様なのだ。これから先も、仲良くしたいから、もっと教えてほしいと願っている。

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最後に惚気だけど、彼が仕事へ行くときは必ず「行ってきますのチュー」をする。

「今日も無事に会社へ行って、帰って来ますように！」という、魔法をかけているのだ。そのことは、もう少し彼に内緒にしておこう。

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