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思い込みだらけの世界

まだ読んでいる途中ですが、この本おもしろい。

以前からNLP(神経言語プログラミング)には興味があって、数年前に関連書籍を買ったこともあるのですが、軽く鈍器になりそうな本の厚みと、知り合いの臨床心理士の方に「NLPを独学で学ぶのは無理!」とバッサリ切られ、難しくて私には理解できなさそう…と思っていました。

でも、この本を読んでいたら、そこまで難しくないんじゃない?と思い始めました。
少なくとも自分の日常や今後の人生に活かすくらいのことはできるかな、と。

人に「NLPとはこういうものです。NLPを使いこなせるように教えてあげまーす」とまではならなくても。
というか、私が求めているのはそこじゃない。

☆☆☆☆☆☆☆

読んでいて思ったのは、コーチングの手法と似ているな〜ということ。

何度か公開コーチングとかで、実際にコーチングをお試し程度とはいえ受けたことがあるのですが、その時にポジションチェンジとか、フューチャーペースとかやったな〜と思って。

もしかしてNLPとコーチングって同じようなものなのかしら?と思ってGoogle先生に聞いてみたら、NLPは問題解決、コーチングは目標達成と、目的が違うんですね。
ふむふむ、なるほど。

☆☆☆☆☆☆☆

あと、NLPって良い意味で疑ってみるということかなと思いました。
「それ、思い込みですよね?」と。

ジャーナリングをやっていると、自己対話の中で「本当に?」「いつもそういうわけじゃないよね?」と自分の思い込みにツッコミを入れたくなることがあります。

いかに自分が、今の自分にとって都合のいい思い込みで自分の世界を作り上げているか、思い知らされることが増えました。

でもそれは、言い換えれば考え方に柔軟性が出てきたということ。
これも成長のひとつですなー(自画自賛)。

☆☆☆☆☆☆☆

思い込みって頑固なようで、外れる時は意外とあっさり外れたりしますよね。

私も今まで長いこと「私って、こういう奴」と思っていたのが、今では「なんでそんな風に思い込んでいたんだろう?」と思うくらい変わったことがいくつかあります。

いつも部屋が散らかっていて片づけられない女だと思っていたとか、行動力がないと思っていたとか。

最近では、意外とコミュニケーション能力低くないとか。

こういうのって、結構人から言われたことが影響しているように思います。

子供の頃から家族に「自分の部屋も片づけられないだらしない子」「休みの日はずっと家にいてだらだらしてる」と言われていたとか、知り合いから「NLPを独学は無理」と言われたとか。

これって、人の判断基準を採用している、完璧なまでの他人軸じゃないですか?

えー!思い込みって怖いわー!と思ってしまいました。

☆☆☆☆☆☆☆

ちなみに片づけられない女だと思わなくなったのは、部屋を片づけられるようになったから。
これはもう、本当に友達のおかげです。
ありがとうございます(ここで言うな)。

そもそも私、職場では片づけ得意な方なんです(多分)。
ファイリング大好きだし、他の人が探しやすいように年度別にしまうようにしているし、万が一私が突然出社できなくなっても探す手がかりになるようなメモはつけているし。

「そんなのあたり前だろ」「普通だわ」と思う方も多いと思いますが、そうでもないんですよ。
空いてるスペースがあると何でも入れちゃう人って、どの会社にもいるので(私調べ)。

行動力に関しては、時々自分でも「突然どうした?!」と思うくらい謎の行動力を発揮したり、人から「動き回ることが、行動力があるということではない。むーさんは、興味を持つとすぐに調べたり本を買ったりするでしょう?それも行動力だよ」と教えてもらったから。

コミュニケーション能力に関しては、星読みを勉強すればするほどコミュニケーション能力が高いことがわかり、人からもコミュニケーション能力低いと言われるより、高いと言われることの方が断然多いから。

☆☆☆☆☆☆☆

こう考えると、思い込みが外れるのにも人からの影響が大きいですね。

あら?これも他人軸なのかしら?

でも、何か言い訳的に思い込んでいる時ってモヤモヤしててエネルギーも低いけど、思い込みが外れた後はスッキリしてエネルギーもぐんと高まっている。

この感覚の違いが、思い込みかそうじゃないのか判断基準の1つかも?

んー、でも他責思考だと「相手が悪い」「環境が悪い」「私は悪くない」という思い込みの方がしっくりスッキリしちゃったりするのかなぁ?

少なくとも私はモヤモヤする時って違和感がある時だから、『今の自分』には都合が良くても、『未来の自分』にとっては望ましくない状態にあるのかも?と疑ってみるといいかな、と思いました。

あくまでも、私の感覚では、のお話ですが。

☆☆☆☆☆☆☆

こないだの皆既日食、ニュース映像に出てくるのはよくある映像がほとんどだったけど、CNNの記事に載っていた国際宇宙ステーションから見た日食の写真は「視点が変わるって、面白い!」と、改めて思い出させてくれる素晴らしい写真でした。

よくある皆既日食の写真
(これはフリー素材)

↓↓↓地球の外側から見た皆既日食。


思い込みは、自分の世界を平和に保つために、自分にも周りにもプラスになるよう、時には疑ってみた方がよさそうです。




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