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無視してごめんね

前回、塗り絵を仕上げたのは6月半ば。

それから1ヶ月近く塗り絵はしていなかったのですが、少し前からこの子の顔が脳裏でちらついていました。

「そろそろボクに会いにきてよ」

見開き2ページの大作(?)。
なんとなくのイメージはできていたのだけれど手をつけず。

他のものを塗るか、この子を塗るかで若干迷ってはいたけど塗り絵をする気が失せていたわけでもなく、でもなぜか積極的に「塗りたい」「塗ろう」とは思わず、自然に塗りたくなったら塗ろうと思っていました。

それが少し前から、この子の顔がちらつくようになり、それでも手をつけずにいたんだけど、呼ばれている気がして、この子と、この子を通して自分と向き合った方がいい気がしてやっと塗り絵本を開きました。

「やっと会いにきてくれたね」

まだ色のないジンベイザメくんは、喜んでいるように見えました。

さて、君はどんな色で私に気づきを与えてくれるのかな?