GWも終わって、久しぶりの平日。
朝は雨だったけど、お昼過ぎに少しずつ晴れてきた。
雨あがりは風がやわらかい。
20度ちょっとで過ごしやすい気温。
晴れると30度近くなるから、これくらいがちょうどいいと思う。

今日は、週に一回のヨガの日。
太陽礼拝をくり返すコース。
強度は中程度だけど、滝のように汗をかく。
これでこんなに汗だくなら、もっと上級のコースはどれだけキツいんだろう……
そんなふうにも思いつつ。

体を動かすのは気持ちいい。
ふと思ったのだけど、私は体を動かすのがわりと好きなのかもしれない。小さい頃は自分のことを運動音痴だと思っていたのに。

ヨガに行ける日は、体を動かせることが嬉しくなる。
中学では剣道をやって (これは友達に誘われて。私自身はすごく弱かった…) 高校は演劇部で（演劇も体を動かす部活）大学では合気道をやった。
合気道は二段の免状を（一応) 持っている。
かなりブランクがあるから、もう受け身さえとれるかあやしいけれど。
初段は短刀で、二段は木剣技。
ああ、もうほとんどやり方を忘れてる…
徒手なら少しだけならできるかも。
そのときも、かなり体育会系の部活だったのだ。今思うと、男の子にまぎれてよくやってたなぁと思う。

ヨガでキツいポーズを保ちながら汗をかいていると、そのときのことを思いだす。
合気道とヨガは全然違うけど。

長男が生まれる前、ヨガは少しだけやっていた。
そのときは常温のヨガだったから、今みたいにすごい発汗量ではなかったけど。
ホットヨガのいいところは、やっぱり汗をかけるところだ。1リットルの水が、１時間でどんどんなくなっていく。

ヨガのあと少しだけ書き物をして、子供たちが帰ってくるまで、ほんのひととき横になる。

全身の筋肉を使ったあとの午睡は、至福以外の何ものでもない。
シャバーサナという脱力のポーズがあるけれど、身体を動かしたあとの休息はとても気持ちいい。

心地よく疲れを癒す時間。
今日のヨガは本当にがんばった。

何も考えずに体を動かしていると、悩んでいる暇がなくなる。運動が体に良い所以だ。

もちろん、読書もいいと思う。
最近読みはじめてとても面白いのは、三浦しをんさんのエッセイ。

これは絶対面白いやつ……！と思って読みはじめたけれど、想像をこえる面白さだった。
前作の『のっけから失礼します』をこえていると思う（個人比) 

ひとつずつのエピソードと言葉選びがずば抜けて面白いため、読みながらニヤニヤしたり、吹きだしたりしてしまう。
(だから家のなかでしか読めない)
私が読みながら笑うので、長女に不審がられる始末だった。

ほぼ家にこもって原稿を書く日々なのに (そしてコロナ禍もあったのに) あんなに面白く書けるって、もはや神がかっている……

最近笑ってない人にもおすすめ。
5月病を、はるか彼方に吹きとばす一冊だと思う。