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短歌note/日曜日

本物の恋の形を知りたくて小春日和に繋いだ手と手


めずらしく休日の日曜日。
午前中は掃除をする。
(掃除できていないので、ほんの少しやっただけですごくやった気持ちになる…)

溜まっている用事(家でできること)をすませて、お昼はぜんざいをもう一度。
(寒くなると食べたくなってしまう)

昨夜はものすごい風が吹いて、小さな雪のかけらが散らつく夜だった。


今日は晴れて風も穏やか。
午後、子供たちがゲームをしている隙に少しだけタイピングする。
そしてそのあと、ゲームにも付きあう。
新しいマリオのゲーム。
(マリオもピーチ姫もゾウに変身してしまう)
ゲームの操作が苦手で、いつもどのボタンを押せばいいのか分からなくなる。
画面上の自分も見失う。
気づかないうちに死んでしまうのだ。
(そして何度も蘇る)

マリオもそうだけど、ゲームの画面はどんどん美しくなっていく。
マリオの不思議な世界は、少しだけ『不思議の国のアリス』みたい。
(花が喋りかけてくるから)

1時間弱付きあって、パソコンを開いたらフリーズして、なかなかもとに戻らない。

手持ち無沙汰で本を読んで、進まなくて切りあげる。
(本当は夜にやるといいんだろうな)
すっかり早寝が習慣づいてしまった。


どこにも行かなかったけど、あっという間に夕方になる。

もう少し暖かくなったら、退屈するたび「ままー!」とまとわりついてくる長女を公園に連れていこう、と思う。


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