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定期券を買わない理由。

毎朝同じ時間に電車に乗って、
毎朝同じ場所へ行く。

そのことが、当たり前すぎて、そうでないことなど考えられなかったし、全然できたし、なんなら1時間くらい早めに行くような若者でした。

ラッシュは嫌いだったから、早く行っていたのです。

でも、今はもう無理。

思えば、転職するときは、常に前向きに新しいことへのチャレンジをきっかけにしていたけれど、その後ろで背中を押していたのは、

もうこの生活飽きた

でした。

個人事業主という働き方をしていると、通勤定期券を持っている人はほとんどいないと思います。
私も例にもれず、持っていません。

しかし、働き方としては、基本的には毎日同じ時間に同じ場所へ向かって作業するような請負の仕事をしています。
(実際は、ある程度自由にしていますが)

でも、定期は持たないようにしています。

自宅の最寄り駅は徒歩6分程度。
10分くらい歩くと別の路線の駅も使えます。

普通に考えれば近い方を使うところですが、私は割と遠い方を使うことが多いです。

何が言いたいかというと、朝一番から自分で選択する。という練習になるのです。

人は放っておくと全自動で生きることができます。
何も考えなくても決まった時間にいつも通りの動きをすれば一日が終わる。
ほとんど脳みそを使うこともなく生きていける。

それでもいいのです。

でも、私はその生活に飽きてしまうんですよね。
自分で選択しないルートを選んだくせに、まるでその先にある「仕事」が嫌かのような錯覚を起こして、「もう辞める! キィ!」みたいなことが起こる。

それから私は脳みそに刺激を送るために、毎朝の通勤経路を好きに決めています。

定期券を持っていると、それを理由に選択を放棄してしまうんですよね。

今日はあっちの路線使いたいな~…でもこっちの定期あるし、いっか。

こんな感じ。

ところが、定期を持っていないと、

路線を選べるし、途中下車や途中乗車もできる。
途中まで歩いていったり、気ままに途中下車してみたり。

以前は職場まで歩いていく選択をしたこともあります。

ともかく、選べるということは、とても豊かなことです。

人がお金を欲しいと思うのはなぜかといえば、「選択肢が増やせる」からなんですよね。

物理的に、お金がなければ制限されてしまうケースは多々あります。
そこから脱却して、好きなことを好きなようにできることは、何よりの幸せ。

つまり、人は自分の好きなように選べることに喜びを感じるわけです。

そして、お金がなくとも、選べるものは結構ある。気が付いていないだけで。

少しずつ自分を解放して、選択する力と勇気を持つこと。
そうすると、どんどん豊かになっていくんですよね。

今日も、自分で選ぶ一日を!

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