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最近の鑑賞したCINEMA

最近見た映画や読んでいる本、考えていること、悩み、そこに夫から「俺の代わりにnoteに書いてみてよ」と言われたこともあり、書きたいことが溢れているこの頃です。でもなんで人間なかなかアウトプットできないんでしょうね。私に習慣がないからかな。

平日の夜はもっぱら漫画を読んでしまう私です。すっごい面白いわけでもないのに読んでしまう。生産性ないのだけれども、”人間ってこんな息抜きの時間も必要だよね。というか私は息抜かないとダメな人間なんだろうな。”と思ってダラダラと読んでしまう。
そして私は小さい頃からテレビっ子だった。今は撮りためた見たいものしか見ないが、それらを見るのに平日の夜は最適なのである。

週末は映画・・そんなルーティンを回していたりするのだが、最近見た映画はAmazon PrimeでPLATFORM、運び屋、DVDで余命十年を鑑賞した。
それぞれのレビューを少ししようと思う。


PLATFORM

この映画は暗くて、グロテスクで、観ていてハッピーになれるようなものではないと予告から誰しもわかりそうなものだが、扱っているテーマが興味深かったのと物語としてどうなるのかが気になって夫と鑑賞した。観終わった後、映画の解釈を随分と議論した。考察をネットで探して読んでみたり。それもまた面白かった。

観ているとわかるのは、この映画は社会主義VS資本主義の構造を映画の中のわかりやすいストーリーで表したいのかなと思う。
今の世界でお金を持ってる人は PLATFORMの最上層にいて、綺麗に作られた食事を好きなだけ食べることができる。だけれども用意された食事は限られており、PLATFORMの最下層の人たちはどうだろうか?
”お金がないから何もできない、食べるご飯もない。” そもそも今日を生きられるかも不明、そんな映像が現実世界とリンクするのだ。
この映画はここから、そもそもこのクソシステムを作った奴らに抗議の意志を示そうとする方向に変わっていく。

社会主義と資本主義はどちらが良いのか?
抗議の意志をどうやって伝えるのか?

そんなところが見どころで、色々な解釈ができて面白い映画だった。ただかなりグロいので観る方は覚悟しておいてください。


運び屋

見たことがある人も多いかもしれない、有名なクリント・イーストウッドの映画だ。個人的にクリント・イーストウッドは好きな監督で、「ミリオンダラー・ベイビー」、「グラン・トリノ」、「アメリカン・スナイパー」は観た。最近、安楽死・尊厳死について考える機会があり、再度ミリオンダラー・ベイビーを鑑賞したところから、運び屋を見てみようと思った。
感想としては、とても良かった。監督の映画は明るいものは多くないが、人間の心の機微や関係性、映画を通してその変化を追いながら鑑賞できるところが素晴らしいと思う。人生は甘くない、そんなやるせない面もきちんと描いているところも好きなのかも。
監督は、自身が役を演じるものも多いのだが、それがまた監督に対して親近感を抱かせる要因かもしれない。
監督のどんな作品があるか調べてみてみよう。


余命十年

封切りされて予告を見てから、映像美や音楽に惹かれて見てみたいと思っていた。DVDを借りてきた時に夫から、「珍しいね」と言われたが、確かにラブロマンスを借りてまで観るのは珍しいかも。

映画で見飽きたありきたりなエンドじゃありませんよーに!!と祈って見たが、まぁ、うん。案の定だよね。笑
実話をベースにした映画だから、エンドに関してとやかく言うのは憚られるけども。。これからラブロマンスを観るときはAmazonとかで見たいやつ見るだけでいいかもなぁ〜と思った。見た後に、自分の知識や糧になるコンテンツがいいなぁと思う最近です。学生時の時みたいに時間を湯水のようにつかえるわけではないので。。


これは面白かったよ!というものがあったら是非教えてください。

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