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嫌いな人との関係って、ある日コロッと変わるのかもしれない

昨日、今日と仕事がすごく忙しくてヘトヘトで帰宅…。
よく頑張った、私。
ビールぷしゅ案件だわ~。

私、同部署にどうしても受け入れられないひとがいて、姿を見るだけで動機がするくらいなんだ(以下このひとのことをマリーとする)。

ずっと「見えない嫌がらせ」をされつづけてきた。
もうさ、逆に「死ね!」とか「は?うぜえな」とか、何か物的にいたずらされるとかさ、それくらいわかりやすかったら言いつけられるのにね。
声のトーンとか、目線とか、立証できないもので嫌がらせされるからどうしようもないんだ。
主観も入るし、実際どんどん被害妄想化もしてくるしね。

マリーは部署で何人かターゲットにしているんだけど、だいたいみんな同じようなキャラクターで。
自分でいうのもなんだけど、私、仕事においてはハキハキ、テキパキ、コツコツやっているつもりだ。
よく言えばある程度誰とでもうまくできるキャラ、悪く言えば八方美人といったところ。
マリーはそんなひとが気にいらないらしい。

見えない嫌がらせを積み重ねられた結果、いつの間にか身体がマリーを受け付けなくなってしまった。
人間ってすごいよね、心ではコントロールしようと思っていても身体は本当に正直だ。
本能的に近づくなと、ちゃんと拒否反応を示すらしい。


最近は部署の中でもチームが分かれたため、マリーとがっつり関わる機会が減って心穏やかだった。
しかしたまにある、お互いにチームリーダーを務めて連携をとらないといけない日。
今日はまさにそれだったんだ。

で、今日も朝からすごく憂鬱だった。
できるだけ関わりたくないし、顔も見たくない。
でも最近、今年度で退職すると決心してから少し心が軽くなって、なんだか部署のひとからの目線なんてどうでもいいじゃんって思うようになって。
マリーに対しても、いい意味でどうでもよくなって、変に意識しないようにしていた。

そうした心持ちが自然と出ていたのかな。
今日はマリーの接し方が「普通」だった。
特にトゲを感じなかったんだ。

普通にピッチに「はーい、了解です、ありがとうございます!」って連絡できて、普通にカンファレンスで会話できて、普通に業務の相談ができて。

あれ、なにか壁を突破したのかもしれないと思った。

もちろんこれまでマリーにされてきた事実は間違いないし、それで悲しんだ気持ちは消えない。
でも自分の態度には全く問題がなかったのだろうか。
マリーにとって、単に私の存在だけじゃなくて、態度や言動で感じる不快感はなかったのだろうか。

そう考えたときに、私は胸をはって「何も問題なんてなかった!」とは全く言えないなと思った。
私もマリーに対して「見えない拒否」をしていた。

心持ちって、すごくわかりやすく表れる。
だから「見えない嫌がらせ」「見えない拒否」なんてものが出てくるわけだけど、それなら「見えない心遣い」とかで出せた方が気持ちいいいよね。

嫌いなひととの関係、心持ち次第で、ある日案外コロッと変わるかもしれない。
無理にいい顔なんてしなくていいんだ、ちょっとその人のことを意識からはずしてみる。
「どうでもいい~」って思ってみる。
はじめは意識しないとそう思えないかもしれないけど、いつか本当にどうでもよくなったとき、きっとちょっと関係が変わる。
相手というよりは、自分が変わることによって、ね。


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