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自分らしさや個性をどうやって打ち出していくか

音楽やクルマや洋服などなど、多種多様な商品が世の中には存在していますが、マーケティングによって開発されたものにはあまり魅力を感じません。こうすればウケるというような数値化された、もしくは平均的なものに向かって創られたものには、個性や独創性がないからです。

以前こんな記事を書いたことがあります。

過去には商品を売るための戦略、特にイメージづくりが重要視されていましたが、それよりも作り手の個性や独創性、どれだけ愛情を込めているのかなど、波動として伝わるものがとても大事なのです。

例えばクルマに関していうと、若い頃からクルマが好きだったので、いろんなメーカーの違うタイプのものを選んで乗り継いできましたが、日本の自動車メーカーのものは本当に優秀で、壊れにくく素晴らしいものを提供してくれています。

でも見方を変えると個性的かといえばみんな似たような顔をしているし、レンタカーとしては最高かもだけど、夢があるというか、こんなクルマに乗りたいな〜というものは本当に少ないです。
一時期アメ車を何台か乗り継ぎましたが、アメリカ人とのクルマに対する感覚の違いを感じることができて、めっちゃ楽しかったことを覚えています。

時代的にも「売れること」が前提でしたから、仕方がなかったのかもしれませんが、遊び心があるものや見ているだけでワクワクするようなものは、会社の会議で決定される商品には生まれにくいのでしょう。
だからカスタムすることが流行ったりするし、センスのいいカスタムショップには魅力的なクルマがたくさん並んでいます。

より個性が発揮される個人のセンスがウケる世の中になるってことだし、全ての業種やジャンルにおいてそれは顕著に現れるでしょう。
他と似ているような平均的なものより、独創的で個性が発揮されてるものに軍配が上がるだろうし、今は評価されていなかったとしても、今後はわかりません。今まさに価値観の転換が起きていますからね。

みんなが一緒であることが安心材料だった時代から、より個性を求めるようになってきたので、他と似たようなものは淘汰されていきます。
どんな場所に住み、どんな生活をしているのか、またどんな音楽を聴き、身の回りにはどんなものがあって、何を楽しみに生きているのかなど、スタイルは自由なのですから、自分らしさや個性を大事にしたいですね。

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