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函館空港に着陸するときに降りてきたメッセージ

トップ画像は昨年1月7日に移住してきたときに、函館空港に着陸する直前に飛行機の窓から見えた景色です。まさにこの風景を見ながらふと降りてきたのは、「この場所に光を下ろすためにやってきた。」というメッセージでした。何かわからないけど、ともかく気が引き締まったことを覚えています。

湘南は藤沢から北海道という、経験したことがない長距離の引っ越しで、しかも真冬(笑)
荷を積むときの引っ越し業者さんが、たまたま秋田県出身の人だったのですが、「北国の冬は厳しいですよ〜。こんな寒い時期に引っ越しされて大丈夫ですか?」と心配されながらの引越しスタートでした。

それから早1年半が過ぎ、音楽アーティストの育成やプロデュース、イベントの企画運営をやってきましたが、この道南で音楽を通じて人と街の活性化もできつつあって、そのスピードに自分でも少し驚いています。
まぁ昨年から今年にかけては、凄い勢いでいろんな人に会いにいったし、その結果が少しずつではありますが、現れ始めてるということだと思います。

光を下ろすとはどういうことなのかというと、関わる人の人生をある意味変えてしまうような影響力を発揮することだと思っていて、人と出会うことで今までと生き方が変わるというのは、僕自身も経験してきたことですが、この場所でその役割を担当し、貢献することが、北海道移住の目的だったと今は思えます。

今は思えますというのは、引っ越すきっかけは友人の誘いもあったのですが、流れに身を任せてみようと思ったんですよね。
音楽で今までどおりの仕事のやり方をしていても、自分の中では限界も感じていたし、一旦リセットする必要があったのです。
それが移住という形で現実に起きたということだと理解しています。

昨日は函館市の中心地、シエスタ函館にあるGスクエアにて中高生向けのセミナー「歌楽ライブ」でした。
一般の方含めて30名ほど聴講してくださり、プロジェクトがスタートしましたが、道南を拠点に活躍するアーティストをサポートするために、これからいろんなプログラムを考えていこうと思っています。

自分もそうでしたが若い時って、やりたいことがあってもどうしたらいいかわからないことが多いので、積極的に相談に乗ったりアドバイスをしていこうと思っています。
いいバンドやアーティストが育つ場所には必ずキーマンがいます。
それは楽器屋の店員だったりライブハウスのオーナーだったり、そういう方たちのサポートがあると、俄然やる気になって活動に勢いがつくものです。

今この地でそういう役割を担おうと思い、アーティスト育成やイベントの企画をしています。
レコード会社やプロダクションと契約しなくてもプロとしてやっていけること、東京に出て行かなくても地元を拠点に活動できること、マスメディアの力を借りなくても自分たちでSNSなどを駆使してプロモーションできることなど、具体的にやれることをわかりやすく説明をしています。

今後は全国的にこの流れが起きてくると予想していますが、地方の時代が始まったというより、東京中心の時代が終わるということですね。
日本のあちこちで新しいプロジェクトが立ち上がり、やがて歴史を塗り替えていく。そんな日が遠くない気がしています。

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