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時代に逆行して「夜活」を1ヶ月やってみた

朝活ブームが目覚ましい中、夜活スタイルで1ヶ月過ごしてみました。

とにかく夜、眠れないのです。

子供の頃からその傾向があり、小学生のときも土日はきっちり昼まで寝ていて、いいとも増刊号とか見たことがない。子供時分、眠れないのは酔っ払った父親がうるさいからだと思っていたけど、もしかしたら根っからの体質だったのかもしれない。

そんなことを、3ヶ月に1度お世話になっているカリスマ整体師さんに相談してみた。
この方は魔法使いみたいな人なので、気付くと何でもしゃべってしまうのだ。

魔法使いが言うには、
「寝なくて良い」とのこと。
そういう人は一定数いるのだ、と言う。

知り合いの整体師さんが同じようなことで悩んでいて、睡眠について病院で検査してもらったらしい。するとその方は、昼の1時まで眠るのがいちばん質の良い睡眠であることがわかった。人それぞれ睡眠のゴールデンタイムは違っていて、やれ22時〜2時に寝なきゃとか、まったく気にしなくて良いとのことだった。
その整体師さんは自分のクリニックを駅前に移し、夕方5時から夜中まで営業することにしたらしい。寝不足で毎日ムリしていたときと違って、自分らしく生き生きと過ごせるようになりましたとさ。チャンチャン

「だから昼の1時まで寝たら良いよ」
と言うんだけど、そうすると起床後すぐ子供が帰ってきてしまう。子供が学校へ行っている間に寝てしまうと、しごとする時間がなくなるから困っているのだ。
「夜、やったらいいじゃん」
どうせ寝れないんだから、22時〜3時4時までしごとしろ、と。
なるほど。でもですね、わたしは7時には絶対起きないといけないのですよ。子供たちの朝の準備があるから。
「1回起きて、学校行ったらまた寝たら良い」
そんな途切れ途切れの睡眠で大丈夫だろうか…?
「大丈夫大丈夫!スッチーとかみんなそうだし」
このあと言われたことは、
・とにかく罪悪感を感じなくて良い
・ムリして周りに合わせなくて良い
・今までツラカッタね、もう苦しまなくて良い

(…魔法使いはカウンセラーでもあるらしい)

そうか。今まで夜に眠れないと相談すると、やれカフェインを摂るなだの、朝起きたら陽を浴びてセロトニンを出せだの、夜眠るための方法ばかりをアドバイスされてきた。
「眠らなくて良い」とは、今までにない画期的なアドバイスだ。

そんなこんなで、その夜型サイクルで1ヶ月生活してみました。

<良かった点>

・気持ちに余裕が生まれる
昼間まったくしごとできていないと焦ってたけど、夜があると思えば気持ちがラクに。

・目覚めスッキリ
「また昼まで寝てしまった…」という起床時の罪悪感がなくなり、「これデフォルトですから!」と開き直れるように。

・寝つき◎
0時や1時に布団に入っても寝つけなくてストレスだったけど、4時だとすぐ寝れる。

<悪かった点>

・7時に一旦起きて子供たちの準備をしているとき、あまりの眠さにイライラする
授乳中か!とキレそうになる。

・午前中から予定があるときは地獄
フラフラのまま効率の悪い1日を過ごすことに。

・平日はダンナが22時〜1時の間に帰宅するので、思ったよりしごとできない
結局、2時間半しか働いてなかったりする。


まだまだ改善が必要で、できれば昼にもしごと時間を作りたい。7時の一旦起床がなければ、ノンストップで眠れてラクになるんだけどなぁ。でも「夜寝なければ」「朝から活動しなきゃ」とムリしてうまくいってないときを思えば、精神的には少しラクになったカモ。

PDCAを駆使して最善のサイクルを手に入れたい。しかしもうすぐ恐怖の夏休みがやってくる。夏休み…となると、まだまだわたしの眠れない日々が続いてしまいそうです。ストレスで。

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