037 どうしたら教員としてのセンスが身につくんかね
コメディを教えることはできない。その素質があるかないかである。
なかなかキビシイですね、このコトバ。
「コメディ」を教員の仕事と変えると、ゾッとします。
「素質」って、センスですかね…。
私は担任業を始めた頃、大いに悩みました。
自分には素質がないと感じ、先輩に、とにかく教えを乞い、指南を受けました。
しかし、実践してみても、自分にとっては失敗することが多くて、落ち込む日々。
「言われた通りに、やっているんだけどなぁ…。」
うまくいかないことを他人のせいにし始めていました。
でも、その時、ふと気づいたことがあります。
この失敗の連続は、自分ができないことを確認している作業なのではないか…。
削ぎ落として、削ぎ落としていく中で、自分の頭で考えて、実践して、自分流が見出されていく感覚。
その感覚が増えてゆき、ようやく自分なりの「素質」に辿り着きました。
でも、すごい先生は、最初から「素質」あるんでしょうねぇ…。
ε-(´∀`; )
私みたいなのは「素質」ありませんでしたから、辿り着いたと言っても、本当はいまだに辿り着いた感は、実は無いです…。
(エラそうなことを言ってしまいました。すみません。)
ちなみに、このコトバを言った人物は、以下のコトバも残しています。
「自分になにができるかを知るより、なにができないかを知ることのほうが重要よ。」
20世紀半ばアメリカで活躍したコメディエンヌ、ルシル・ボールのコトバ。
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