漫画原作者のノラネコ

商業誌での連載、単行本発行を経験済みの漫画原作者です。 原作者として、キャラクターや…

漫画原作者のノラネコ

商業誌での連載、単行本発行を経験済みの漫画原作者です。 原作者として、キャラクターやストーリー構成、ネームまで担当。 現在も出版社さんとやり取りさせていただいております。 ▼ココナラでネーム添削受付中[https://coconala.com/services/2090745]

最近の記事

どんな長編も、短編の繰り返し。

読み切りの漫画なら描けるけど、連載となるとイメージが湧かない …という方も多い印象を受けます。 短編の経験をどうやって連載という長編にいかすのか。 連載成功のカギはそこにあるのかもしれません。 先日、こんなポストを投稿しました。 ミッションとドラマについて 物語の構成のテクニックはいくつもありますが、おそらく大体のストーリー漫画にはこの「ミッション」と「ドラマ」が設定されているはずです。 ミッション。つまり、目的達成のための課題ですね。平和な世界にするという目的達成の

    • 『できる』の軸:創作における自信のつけかたについて

      よく「自信を持て」というアドバイスがありますが、中々持てと言われて持てるものでもないですよね。特に、漫画を描くという結果が出にくい創作活動では、自信を持つまでの過程に難しさを感じます。 先日、こういったポストを投稿しました。 書いてることはシンプルで、けっきょく自信をつけるには「結果を出す」か「できることを確認して繰り返す」かだということです。 ただ、多少補足を書いていこうかなと思います。 結果を出す 「結果を出す」に関してはそのままですよね。 担当がつく、賞を取る、

      • 魅力あるキャラクターを次々と生み出すには

        漫画で最も重要であるキャラクター。 1人だけでも大変なのに連載となると、何十人、もしくは何百人というキャラクターを生み出す必要があります。 私も以前の連載を経験したときは、展開によっては一気に10人近くのキャラを出さなければいけない…ということがあり、かなり追い詰められた記憶があります。 これはまずいと思い、キャラ量産のやり方を自分の中で確立させていきました。この記事では、その「魅力あるキャラクターを次々と生み出すための考え方」を、すぐに使えそうな2種類紹介してみました。

      どんな長編も、短編の繰り返し。