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【経理】先輩・同僚がやっている "マイルール" を試してみる。

こんにちは、きくちきよみと申します。
税理士です。

今日は、「先輩や同僚がやっている "マイルール" は、役立つこともある」ということについて書きます。


続けていると、"マイルール" ができる。

経理の方に限らないかもしれませんが、仕事をする中で "マイルール" がある方は多いと思います。

例えば、次のようなことです。
・毎朝始業前にコーヒーを一杯飲む。
・電話の置き場所は、常にデスクの左手。角度は75°。
・大事な日には、家を30分早く出る。

他人にとっては些細なことであっても、本人にとっては非常に大事なことだったりします。そのため、この "マイルール" を忘れたときに自分にとって不都合なことが起きた場合、本人はそのことを原因に求めたりします。

いちどくらいは、試してみても良い。

近年は、このような他人の "マイルール" に対し、「時間の無駄」「他人には理解できない」というような反応する風潮が強いように感じています。

もちろん「他人は他人、自分は自分」であることに間違いはないのですが、そのような考え方は、何だがさみしいような心持ちにもなります。

もちろん、本当に「自分にとっては無駄」な作業はたくさんあると思いますが、誰かが "大事" だと信じる "マイルール" 、いちどは試してみても罰は当たらないでしょう。

"マイルール" のほとんどは単なるその方の "生活習慣" "慣習" のようなものであることが多いですが、意外に、他の人も採用できるような合理的なものも含まれていることがあります

実際、自分が今も継続している "マイルール" の中に、以前の職場の先輩の "マイルール" があります。

それは、「メールやメッセージを送る前に、デスクの手前の引出しに入れたメモを見る」ということです。

自分の手前の引出しに入れたメモには、メールやメッセージを送る前に確認する、3つのことが書いてあります。
①今、自分は本当に冷静か。
②宛先を間違えていないか。
③もういちど読んで、本当に伝わる内容かどうか。

毎回このメモを見るので、他人から見れば「時間の無駄」かもしれません。それでも、自分にとっては決して間違えてはいけない重要項目のチェックリストになっており、自分がこのメモによって助かったと思う場面は何度もあります。

軽んじること勿れ。

自分ひとりで考えつくことには、限界があると思います。

他の方が採用しいるルールを、いちどは試してみても良いかもしれません。

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ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。