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読書〜My Favorite Book List〜

この記事は、今、病気療養のためベッドでヒマしてる友人まーちゃんに捧げるブックリストです。
わたしの偏見と偏愛による簡単な紹介とともにリストアップしてリンクを貼っただけのものです。LINEで送るより、この記事を見てリンク飛んだりする方が便利だし、記録として残せるし、ちょっとばかりのエンタメ感もでるよね?ということの次第であり、ついでにリンクはAmazonアフィリなのでわたしにもいいことあるかもな♡な一石二鳥な企てであり、ついでにあわよくばどこかの誰かの参考にもなるかもしれない、一石三鳥を狙った記事です。ww
近頃めっきり読書量が減っているのでラインナップが古くて申し訳ないけど。

ではいざ本題へ。

その1.小説編

まずは、アメリカ在住30年で日本が恋しくって仕方のないまーちゃんが日本の街の空気や四季、食を感じられるんじゃないかしら?少なくともわたしはとても強くそれを感じて心地よかったのよ、的なものをまず2冊。全体的にどれもほんわかとゆったりとした、一応恋愛小説だけどヒューマンドラマというかそんな感じでちょびっとずつゆっくり楽しむワインみたいな趣といったところでしょうか。

【喋々喃々】by小川糸

東京の下町、谷中銀座とか谷中霊園が舞台で、現代の中で若い女子が古い着物や日本の四季折々の事柄を大切にしていて、そして食べることもとても大切にしている、ストーリーよりもそっちのほうが素敵なくらい。そして大切な人と一緒に食べるご飯の素晴らしさを一冊の本を通して語っているようなそんな印象を受けて、20代の頃からずっと大好きな一冊でっせ。本当はこれにプラスして【ツバキ文具店】も入れたかったんだけど、KindleになってなかったーTwT


【もしもし下北沢】byよしもとばなな

こちらは東京の下北沢が舞台。父を亡くした娘とその母の再生物語みたいなかんじなんだけど、よしもとばななさんはいつもいつも、食べ物に宿るエネルギーというのを感じさせてくれるよね。いっぱい食べて、体を動かして、眠ること、それが全てだ!みたいな。わたしソコがめっちゃんこ好きで、この本はそのエッセンスが強いし、プラス下北沢を堪能できますんで。


【切なくそして幸せな、タピオカの夢】byよしもとばなな

こちらはエッセイなんだけど、よしもとばななさんのご飯にまつわる記憶、みたいな感じで、ぎゅっと切なく、泣けちゃうの。
結局、食べるということがとても大事で、食べることって食べるということだけで成り立っているわけじゃないんだって思う。記憶をたどるときの切なさといったら!
イラストも嫉妬しちゃうくらい素敵なのよ!
そして、最後の一文にやられます。

人生は一度しかなく、なるべく幸せでいた方がいい。
なるべく愛する人と、おいしく食べた方がいい。


【ライオンのおやつ】by小川糸

続きまして、こちらはちょっと重いかもしれないので心が元気なときに。
重いといってもそれは小川糸さんにしては、という感じで、テーマのわりにはソフトで穏やかだと思う。
人生の最後にちゃんと向き合う主人公と、ちゃんと向き合えるようにサポートしてくれる素敵な施設のお話。こんなところがこれからの世の中たくさんできたらいいなと切に願うばかりです。


その2.  暮らし本編

こちらはがっつり文字を読む気分ではないけど何か眺めたいときに。

【内田彩乃さん】

わたし主婦デビューして依頼、ずっと内田彩乃さんを家事のやる気スイッチにしてきたのよ。笑
正直、当初は彼女と自分では趣味が合わないなと思っていたのだけど、なぜかめちゃくちゃ惹かれてしまって、本を見つけるとついつい買っちゃうの。彼女の暮らしは見ていて心地よいのかなぁ〜。正直こんな丁寧な暮らし、絶対再現できないんだけど、でもやっぱりちょっとずず影響されてるし、影響されたいのかもしれない。本当はもっと色々本が出てるのだけど、Kindleになってるのはこれだけっぽいのよ。。。TwT

暮らし本の本は、断捨離で結構処分したけど、内田彩乃さんはわたしの原点なので今も大切に持ってるの。


【小川糸さん】

あと、小川糸さんの暮らしへの考え方もすごく好きなの。暮らしのスタイルとか暮らしのリズムも憧れる。
なるほど、だからあんな穏やかで柔らかくてでも芯が強くて温かい小説が出来上がるんだなぁ〜って思える。


【縫い物あれこれ】

こちらは、わたしがお繕いに目覚めた2冊。お陰様で服に穴が開くと嬉しくなるよ。w
縫い物好きなまーちゃんならテンション上がるんじゃないかな。
ビンテージじゃなくても、自分のお気に入りの服をお繕いで育てるって素敵じゃない?^w^
そして【古布を着る】のふたりみたいに、縫い物でつながる友人とか、最高じゃん!って羨ましく思ってるの!


その3. 時代劇モノ


【みをつくし料理帖】原作:高田郁

小説のKindle版がなくて(泣)、でも漫画版があったから一応紹介させて!
漫画は読んでないから小説と完全に同じかはわからないけど、このお話、とにかくとてもいいのよ!わたし小説全巻持ってますので、いつの日か貸すから!笑) 漫画もきっと面白いはずだからぜひ!ww

江戸時代、18歳の大阪出身の女の子が江戸に出て料理人として奮闘していく人情熱いヒューマンドラマなんだけどね、1つの料理で1つのお話になってて、ちょっと謎解きというかサスペンス仕立てでもあって、すっごい面白いの。
しかも、関西の味と江戸の味の違いとか、江戸時代の関西の台所と江戸の台所の違いとか、食まわりに関する西と東のちょっとした庶民レベルの違いとかが描かれてて面白いのよ。
さらにすごいことに!
なんと原作者の高田郁さんは、ストーリーを書き始める前に、まず、自分でその料理を実際に作ってみていたらしいのよ。だから実際の料理の描写とか、食べた時の味の描写とか、いいんですわ!
小説版は最後におまけで全話の料理のレシピをまとめた【みをつくし献立帳】ていうのもあるんだけど、KindleがないーTwT

悔しいので小説全巻セットもリンク貼っとくわ!笑


その4.こんなおばあちゃんになりたい編


【角野栄子さん】

角野栄子さんみたいに長生きできる自信はないのだけど(笑)、歳を重ねるごとにオシャレになっていくような、そんなおばあちゃんになりたいし、ポップな色とかどんんどん遊べる感性を育てたいなぁって思う。そしてずっと好きなことをやり続けていける人になりたいよね。


その5.アーティスティックに旅気分編


【山本容子さん】

山本容子さんてめちゃくちゃカッコいい版画家の女性なんだけど、よしもとばななの【TSUGUMI】の装画も手掛けていて、好きなの。
彼女のパリ滞在エッセイというか、パリで手に入れた日常の何かを版画の題材にしていてその話しというか。その題材の何かっていうのが、ジャムの瓶だったりお菓子のパッケージだったりのコラージュで、見ていて楽しいし、パリの空気を感じるし、素敵なの♡ いつかこんな風な遊びができるステキ女子になりたい、なんて思いつつ時は経ち、今に至るるる〜みたいな感じだけどさ。笑
(リンク、上のが最初に出たときのやつで、下のは割と最近出たやつっぽいね。わたしが持ってるのは上のピンクの古い方です。)

ここで総じて思うことがひとつ。
よしもとばななにせよ、小川糸にせよ、山本容子しかり、素敵な女性って、総じて食を大切に思ってる人が多いよね。そこから人間の本質を感じているような、そんな気がするねぇ〜。


ということで、本とか結構断捨離して手放してしまったのであんまりおすすめできるラインナップがないのだけど、この辺のはずっとそばに置いておきたいなと思ってるやつです。

本当は、江國香織の小説とか入れたいのだけどさ、Kindle版がないのー(泣)

ということで、とりあえず、こんな感じ。
どれかひとつでも、びびっとくるのあるといいな♡

応援頂けると嬉しいです❤ ^v^