Kの向くままにおススメ映画『ニュー シネマ パラダイス』ネタバレあらすじ感想日記
こんにちは。映画を作ってみたいKです。今回は『ニュー シネマ パラダイス』。一言で表すと「映画愛の映画」です。
こんな人におススメ
要注意点まとめ
こんな映画です
みんなが大絶賛してて賞も多数取ってる名作中の名作、、Kはそういう触れ込み全く当てにしない質なのですが(「全米が泣いた!」とか以ての外!!)、本作は信用して大丈夫です!
《不朽の名作》と言ったら結構な確率で出てくる偉大な作品!!
もう少し詳しく
サルヴァトーレは映画監督を夢見てシチリアからローマに渡りました。経験と才能が開花し監督として大成功した彼は、親友アルフレードの訃報を受け約30年ぶりに帰郷します。
葬儀を終えてローマに戻ったサルヴァトーレは親友の遺した形見のフィルムを観て懐かしい気持ちになるのでした。
観た後はこんな気分になりました
ハンカチのご用意を…。
サルヴァトーレが葬儀の為に故郷に帰って思い出の地を巡る道行きはずっと涙でしたが、、最後の『愛のテーマ』が流れる場面…コレはズルいと言うか何と言うか、もう単純に《愛》としか言いようがないですね。
特にクリエイターの人は号泣必至でしょう。サルヴァトーレがどれだけ凄い監督であってもアルフレードのフィルムには勝てないよね。彼の心からずっと欠けていたものです。改めて初心に触れ、更に深みのある監督へ成長するんでしょうね。
ところで、《王女と兵士》のお話は特に印象的でした。人に依って解釈は違うのではないでしょうか。そしてこの小話が本作品の核心だと思います。
あと1日待てば王女は兵士のものだったのに、何故兵士は去ったのか?
Kの解釈 ↓
■王女が約束を反故にする事を恐れた
■王女が理想と違うかもしれない事が怖かった
99日目で去れば「あと1日待っていたら王女は自分のものだった。」という想いを胸に生きていける。約束はこちら側から不履行なのだから反故にはされないし、理想の王女像も保ち続ける事ができる。
要するに、兵士は王女に裏切られる事を恐れたのです。
まあこれはサルヴァトーレと大体同じ解釈ですけど、、しかしながら王女のように人の心を試すような事は《愛》ではなく《支配》なのでは?だから兵士も裏切られる結末を強くイメージしたのでしょう。
心に残ったセリフ
アルフレードの不器用な手向けの言葉。そしてエレナ、ママ、神父さん、ナポリの人、何より映画愛、色んな《愛》が詰まった映画。
刹那的な愛ではないんですよ、30年後にやっと理解できる愛とか、深すぎだろ(刹那的な事は愛とは言いませんけどね)。20歳の時に観て良さが分からなかった人は50歳になったら再度観てください。
全ての映画ファンが観るべき映画です。、、というか、映画好きだけどコレ観てないのは「イタリアン好きだけどピザ食べた事ない」のと同じだよ。。
…それから、にわか映画好き(失礼!)が「1番好きな映画」を聞かれて答えるNo.1はKの経験上『ショーシャンクの空に』。まあ、悪くはないんだけど、こっちにしとけばより間違いなし。だからにわかも観るべき映画です。
因みにKの現在の仕事は、、面接の時に映画好きな理事長と本作の話題で盛り上がって合格。「最後のトトの涙が…」とか。お仕事の話は特になくて、、映画関係ではありませんが、映画枠採用です。。『ショーシャンクの空に』だったら合格してたか判りません…。
要するに、映画ファンもそうじゃない人も、全人類が観るべき映画ですよ!
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