2023年を振り返って【前編】
今年もあっという間に1年が過ぎていきました。
少し早いかもしれませんが、1年を振り返って、記録として残せる記事を書いてみようと思います。
ちなみに、『前編』と付けていますが、今回はタイトルを書いてから本文を書いているので、現時点で『後編』は存在していません(笑)
なんとなく、1年の振り返りを前編。来年の目標とか思うことを後編にしようかなと思っています。
まずは2023年1月から日記とスケジュール帳を参考に振り返ってみます。
1月:短期バイトをやり遂げる
短期バイトから始まった1年でした。
5日間の短期バイトを最後まで勤務できたことは、「自分もやればできるじゃん!」という自信に繋がりました。
バイトで悩むのが大体は人間関係なのですが、短期だと終わりが見える分、少し苦手な人がいたとしても「まぁ、あと〇日の関係だし!終わったら完全に他人だし!」と割り切れました。
短期じゃなくても、「仕事(バイト)の人は仕事だけの関係。職場以外ではただの他人!」と割り切っちゃえばいいんですけどね。
通信制大学の出願のために動いてもいたみたいです。
調子が良くて、なんでもできるエネルギーがみなぎっていた気がします。
2月:合格と退学
通信制の大学から無事に合格をいただきホッとしたことを覚えています。
精神保健福祉士という夢を現実の目標にすることが出来たのがとにかく嬉しかったです。
合格と同時に通っていた大学の退学手続きもしました。
講義棟よりも通った事務棟。
もうここに来るのも最後だと思うと、涙が溢れました。
通信の大学に受かったのも、学びを継続できるのも嬉しい。
でもやっぱり、私はこの大学で「大学生活」を送りたかったし、できることは全てしたけど、もっとできることがあったのではないかと考えてしまいました。
これは、今後もふとした時に考えちゃうだろうなと思います。
どうすればあの時の自分を救うことが出来たのだろう…。
この「退学」という経験は確実に視野を広げてくれました。
頑張りたくても頑張れない人だっている。
何をするにも、生活の基盤が安定しないことには何もできない。
今後もし「福祉」に携わっていくならば、自分の原点となる経験だと思います。
3月:テンションがハイになる
スケジュール帳がびっしり埋め尽くされています。
続けていた放課後デイサービスでのバイトを週2から週3に増やして、さらには短期バイトもして、休みの日はボランティアに行って、ライブや旅行にも行っていました。完全に何もなかった日はたったの3日。
本当に調子が良くて、何もない日がもったいなく感じて、毎日何かしたくてうずうずしていました。
予定を一つ一つクリアしていくことに快感を覚えていました。
今思えば、良くない状態でした。
「病気も治って本来の自分を取り戻したんだ!!」
本来の自分はそんなにアウトドアじゃないよ…。
でも色々と楽しかったのは事実!
4月:充実した日々…??
大学生活が始まりました。
教科書が届いてワクワクして、レポートに対するやる気がみなぎっていました。
放課後デイにプラスして新しいバイトも始めて、さらにボランティア団体にも所属しました。
そういえばマッチングアプリも始めてましたね。(本当に何やってんだか)
心がすり減り余裕がなくなっていく感覚を覚えながらもみてみぬふり。
「これこそが充実した生活だ!」と思い込もうとしていました。
5月:パニック障害再燃
5月の頭に初めてのスクーリングがありました。
すごく楽しみにしていて、緊張も全くなく参加したのですが、途中で見事にパニック発作を起こしました。
広場恐怖が強かったのかな。グループワークが多かったのがしんどかったのかな。
理由はわかりませんが早退して、1月からあった「なんかもう元気!」というよくわからない自信が一瞬にして崩れ去りました。
落ち着きつつあったパニック障害・広場恐怖の症状が再燃。
予期不安が強いこともあり、これまで大丈夫だった場面でもパニック発作を起こし、発作に対するコントロール可能感を失いました。
バイトに行くのも怖くなって、どうしてバイトを増やしてしまったのだろう…と後悔。ボランティアを始めたことも後悔しました。
スクーリングに行けない=必修科目の単位が取れない=卒業できない
勉強に対する意欲も失いました。
卒業できないなら、勉強する意味がない。
自分がしているのは無駄なこと。
6月:迷惑、迷惑、迷惑
途切れていた日記が再開しているので、かなり疲弊し始めていたのかな。
落ち着いている時と、かなり落ち込んでいるときは文字を残さず、ちょっと落ち込み始めたくらいの時によく文字を残す傾向があります。
「鬱だろうと、発達障害だろうと、私を取り巻く背景がどんなものであっても周りに迷惑をかけていい理由にはならない。バイトでも。新人だからって迷惑をかけていいわけじゃない。過去のことがあるからって親に迷惑をかけてはいけない。全ては言い訳だよ」
日記から印象深い文章を抜粋しました。
この、「自分は周りに迷惑をかけている」という考えが強くなるのは、メンタルが崩れるサインであることが多いです。
「周りの状況」という現実をきちんと認識できていない、認知の歪みが酷くなっている状態。
ここから「周りは私のことを悪く思っているに決まっている。」という考えが生まれて、どんどん自分を追い詰めていき、最終的には「死にたい」にたどり着くのが「いつも」の流れです…。
7月:無意識の不安と葛藤
とにかくバイトに行くのに精一杯だった気がします。
日記もまた途切れていて記憶もあまりないので思い出せないです。
そういえば、4月から新しく始めたバイト先で早退したのは7月でした。
手足と声の震え、吐き気が止まらずとても勤務できる状態ではなく早退させていただいたのですが、バイト先から出たら症状が全て収まって、調子も戻りました。
意識できない不安や葛藤があったのかな。
8月:這いつくばってバイトへ
予期不安がかなり強くなってしまい、放課後デイのバイトは出勤前に道端でよくしゃがみこんでいました。
勤務中も手の震えが止まらず吐き気もでて、「この場から逃げ出したい」気持ちに支配されていました。
結局、8月の終わりに準備も全部して「さあ行こう!」と思って荷物を手にしたところで、なぜか涙が止まらなくなり過呼吸になりながら大号泣。
出勤できず、ひたすらに謝って9月はお休みをいただくことにしました。
9月:ホッと前向き
不安の対象から逃げ出したことで、一時的に気分が安定しました。
4月から始めた新しいバイトは辞めることにしました。
「バイトを休むからには大学の勉強に集中しよう!」と考えてコツコツとレポートを進めながら好きなこともしました。
生活リズムを崩さないために、若者サポートステーションに通い始めたのもこの時です。(若者サポートステーションについてはまた記事にします。)
放課後デイのバイトを辞めるか続けるか、そのほかのこともかなり前向きに考えられていました。
はりつめていた緊張の糸が緩んだおかげかな。
ちなみに主治医には「社交不安+パニック障害+広場恐怖に予期不安の状態だね」と言われていました。
10月:衝動と焦燥
9月の後半から落ち着かなくなっていき、その状態が10月に入っても変わらず続きました。
放課後デイのバイトは、しばらく休めることが決まったのですが、暇になったからなのですかね。色々なことを考えてしまい、イライラ・そわそわ感が続いてどんどん落ちていきました。
診察中に感情がコントロールできず荒れてしまい、入院を勧められました。
長らく辞められていた自傷行為にも手を出し始めてしまい、完全に「もうどうなっても良い」状態。
そんな中、父方の祖母に17年ぶり?に会いに行きました!(これについてもまた記事にします!)おばあちゃんに会えたのがすごくうれしくて、良い気分転換になりました!
11月:最悪の2択の日々
10月中に新しいバイトを決めるという目標を立てていたので、目標が達成できずに11月に突入。
面接を受けるも採用されず、採用されたにもかかわらず辞退してしまったり、自分が何をしたいのかわからず、頭の中は「どうしよう」でいっぱいでした。次第に勉強も手につかなくなり、布団にくるまってただただぼーっとする日々。
何一つとしてうまくいかず、全てを投げ出してすぐに逃げてしまう自分が嫌いすぎて、パニックを起こすか自傷するの最悪の2択の毎日を送っていました。
12月:無駄な行動力
心理士さんとのお別れがありました。
(これについてもまた記事にします。書きたいことはたくさんある。)
1人になる事が怖くて強い孤独感を覚えました。
衝動→行動のスパンが短くなって「思い立ったら即行動」という、良くない行動力?がみについて「誰か私のことを止めて!!」と強く願いました。
さすがにこの状態はまずいと受け止め、毎日ノート2ページ分くらい自分の気持ちを書いて、とにかく思考を整理して冷静になろうと努めているところです。
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9月からは出来事やその時の気持ちをノートに書いて、さらに毎日の気分をカレンダーに記録していたので、この振り返りを書くのに大いに役立ちました。
冷静な時にノートを読み返すと、「それは考えすぎじゃ?」「そんなことないんじゃないの?」と思ったり、不調時の口癖のようなものや行動パターンが見えてきたりしました。
軽く書くつもりが3,500字を超えているので、振り返りで得た気付きと来年の目標は後編に書こうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
🐣さっ!頑張って後編も書くよ!!
心をぽかぽかさせるために使わせていただきます☺️