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本棚ーなんども読むnoteー

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読みながら涙が出たnote、ニヤニヤが止まらなかったnote、誰かにおすすめしたいnote。本棚に並べておきたいnoteたち。
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2020年7月の記事一覧

「知っている」の向こう側

毎日は忙しい。めまぐるしく転がるように日々は進んで行く。早すぎるのではないかと思っても、その波に乗らなければ、自分はどこまでも墜落してしまうかのような勢いなもんだから、そんな日々に「待った」をかけることは、正常な人のすることではないように思ってしまう。立ち止まることは誰しもにとって、そして私にとっても、いつだって難しくて、怖いことである。 それでも、人生にはそんな日々から飛び出して、「ぽっかりと自分の人生だけが存在する時間」が、「それが他の何よりも圧倒的に重要だと、腹の底か

みんな違って、みんないい。#言葉の企画

「‥仕事ってね、それが家事でも、スーパーのレジ打ちでも、たとえばデイトレードでも肉体労働でもなんでもいいの。(中略)他人なんていくらだって言いくるめることはできるし、ごまかすことだってできるしね。でも、自分にだけはウソはつけないもの。自分の人生において仕事というものをどんなふうにとらえていて、それにたいしてどれだけ敬意を払って、そして努力しているか。あるいは、したか。わたしが信頼するのはそんなふうに自分の仕事とむきあっている人なのよ。‥」 このセリフ、きっとお好きなんじゃな

暮らしの芸術

まとまった量の本を売ったら、10000円少しになった。 これが多いか少ないかでいうとわからない。本を手放すことで気分が軽くなったので、その分を含めると十分いただいたのだと思う。部屋に戻ると、手放した分の数倍の量の本があった。僕はこれから、この一冊一冊と別れの儀式をする。 * ライフスタイルのスケールを小さくしたい。本は100冊に絞りたい。この場合、画集や絵本は数に入れないことにする。洋服も靴も、気に入ったものがほんの少しあればそれでいい。暮らしを彩るのはそこに溶け込む愛

これからは上手に怒りたい。

子どものころ両親がいつも怒っていたのがイヤだったからか、おとなになっても人に怒りの感情をぶつけられるのが苦手なので、反面教師のようにわたしは「怒らない人」になった。 どうして怒らないでいられるかというと、「怒り」を「かなしみ」に変換するクセがついた。「かなしみ」なら、ひとりで対処できるから人にぶつけずにすむので楽だからだ。 ただ、あとから時間差で思い出し怒りのようにでてきて、しかも発酵がすすんで3倍に膨らんでしまうこともよくある。そのときにはもう今さら伝えられないし、もと

今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く

今週末の日曜日、私はユニクロで泣く。 いつも行く、イオンの4階に入っているユニクロで。きっと、震えながら白のエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)を手に取って、泣く。 何の話か全くわからないと思うけど、今、たった今3時間前に起きたことを、心臓をばくばくさせながら、今日は書く。 私の家は、奈良にある。近鉄電車の快速急行が止まる駅。そして、家の94%を、地元の20代以下に開放している。(6%は私の寝室)(その話はまたいつか…) その中で、最近よく遊びにくる18

あなたへ。

今、これを書き終えた僕がこれを読んでみて、先回りして、あなたに伝えます。 チョットナガイケド、ダイジナコトヲカイタノデ、ヨンデクダサイ。 ああ、雨だな。 ふと思った事を。 いきなりだけど、俺のともだちにしょうきちって、超かっこいい大工がいてさ。 俺も超かっこいい不動産屋になんなきゃなって思わせてくれるわけよ。 まぁ、実際のところ、しょうきちじゃなくてもいいんだけどさ(笑) ほんの一例だ。 とりあえず、僕の周りにはたくさんの超かっこいい何々屋さんがいるわけよ。そ