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言葉は、見る世界を180度変えられる。


言葉の奥には必ず感情があって 
それは光っている  

感情という光は 
わたしにしか見えない 

でも、
もし言葉にすれば 
あなたにもおすそわけできる  


感動という火は 
あなたにしか見えない 

でも、 
もし言葉にのせれば 
誰かの心にも火が燈るかもしれない 


だから、
やっぱりわたしは
言葉で想いを伝えたい

言葉は
見る世界を
180度変えられる


そう、教えてもらったから


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「大切なことは最初に伝える」

ずっと前から
知ってたはずなのに

それを書くことは
どうしても怖くって
曖昧に隠してしまった


誰かのことなら
いくらでも
真っ直ぐに伝えられるのに

どうして自分のことは




分かっている

自分の想いを
まるごと否定されたときの
なかったことにされたときの

真っ暗闇が迫ってきてしまって



同じ想いになってもらえたと
確信が持てるまで
言葉を並べてから

いつからか
自分の想いは
最後に伝えるようになりました


右かな左かな
白かな黒かな


話をしながら
じっと相手を見つめる
まるで憑依でもするように

迷ってそうだから
グレーにしておこう

…ちょっとだけ
白がいいと思ったけれど
相手を伺いながら
言葉を並べる時間は
どんどん長くなっていた


それは
相手を知るためでも
愛するためでもなくて

ただ、自分が傷つかないためで



「もういいから結論を言って」


…まただ


本当はこんなこと
言わせたくないのに
この道しか見えない


いつのまにか慣れてしまって
痛くもなくて
あたりまえだった



「頭にいちごがほしい。」

あなたは言ってくれた


一番大切なことを
真ん中の想いを
最初に伝える

あんなに怖かったことを
諦めてしまっていたことを

一瞬で
ときめきに変えてくれた
「ショートケーキのいちご」


見つけてくれた人がいる

もっとたくさんの人に
読まれてほしいと
想ってくれる人がいる


心の奥の奥底にしまっていた
記憶をひっぱりあげて

「もう、大丈夫。」

わたしはわたしに
やっと言えた






右かな左かな
白かな黒かな

から、

どこに向かってるかな
何色なんだろう

に変わった

伝えたい想いは
じっくりと見つめて

頭にいちごを。


”I think 〜”
英語で話すときのように

それは
とても自然で
素直な、心地よいことで

”わたしがわたしになる”
これだ、とおもった

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言葉の奥には必ず感情があって
それは光っている

あなたの光を
わたしは見つけたい

そして、
見つけた光を
たくさんの人に届けたい

まずは
わたしの光を
知ってもらうことから
はじまるから

やっぱりわたしは
言葉で想いを伝えていくんだ





・ * ・


『言葉の企画』2020 第5回。
あの感情に今、名前をつけるならというテーマで、noteの記事を書いた。


このnoteを読んで、主宰の阿部広太郎さんが贈ってくれた言葉は、私の「書くこと」「話すこと」に対する暗黙のルールに気づかせてくれて、見る世界を180度変えるものだった。

いちごがほしいな。
ショートケーキで言うところの、いちごが。
ふだんnoteを書いてるし、
書くことを習慣にしているあなただから、
書く意識として。

本文に徐々にあらわれている核心部分。
核心部分にたどりつくためにも、
頭にいちごがほしい。

(一部を抜粋しました)


ものは言いよう。
この7文字に、まとめたくないほどに。


「結論から言わない。」
自分を守るために始めたこと。いつのまにか当たり前になっていた枠を、あっけらかんと解き放ってくれて。

「大切なことを最初に。」
それが愛おしくて、自然なことだと気づかせてくれた。


想いがつまった表現の力。
その衝撃は、驚くほどあたたかくて、やさしくて。

何もかもを超えた。


『言葉の企画』の講義も残り2回。あらためて、言葉の企画に参画した理由を振り返る。

「自信をつけたい。」

これは今も変わらないけれど、最近考えていること。
もしかしたら、自信というのはつけるものではなく、信じられる自分を見つけていくことなのかもしれない。



やってみたら、たのしくて。
そんなことが多い。

きっかけは、いつもシンプル。
こんなふうに生きたい。


『言葉の企画』に飛びこんでみた変化を、お話しする機会をいただきました。

10/28(水)20時からのオンラインイベント。
「1day企画生」へのお誘いです。


見る世界を180度変える言葉に、たくさん出逢ってほしいから。
あなたの一歩を、お待ちしています。

2020年10月17日 稲本朱珠

サポートいただき、ありがとうございます! 有料noteを読んで、学びにして、また書きたいと思っています。