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#6 「〇〇したい」に忠実でいる勇気

今朝は、山田ズーニーさんの『おとなの小論文教室
Lesson2 好きなものに忠実でいる勇気 を読んだ。


まるで、昨日の私のことのようだった。

先週「〇〇したい」を口にしてから、
心の中で新しい葛藤が始まっていた。

「今さら、こんなこと言っても、バカにされる」
「今まで何もやっていない私ができるわけない」
「もっと力をつけてからやるべきでは?」

だから、言わないでおこう。

それは、不自然でモヤモヤはするけれど
楽なことだった。
自分で自分に”よしよし”している感覚。

体の中に宿ったそういう想いは、胎児のように、ある意味では強く、ある意味では非常にもろい。『おとなの小論文講座 p.024』より

想いが実現するかどうかは、やってみないと分からない。
「〇〇したい」に関係する相手に伝えてみたところで、
笑われるかどうかは、言ってみないと分からない。

確かに、できない可能性、バカにされる可能性もあるけれど、
そうじゃない可能性がある限り、そこに囚われるのは勿体ない。

昨日、私は「〇〇したい」を伝えるために、
一緒に取り組んでほしい人に話をすることにした。
その人は、上手にファシリテーションしてくれて
(この話はいつか詳しく書きたい)
私が自分から、「〇〇したい」を口にできるように設えてくれた。

3時間ほど、ビビって、唸って、帰り際にやっと
「私がやってみたいことは、〜です。」
と伝えたとき、何とも言えない爽快感と、
あたたかい気持ちが広がった。

口にする前の不安は、不安のままそこにある。
やったことないから出来るか分からない不安も、
誰かにバカにされるかもしれない不安も、
またやらないんじゃないかという不安も。

「〇〇したい」を口にして、実際に動き出すことで、
その不安を受け入れられたのだと思う。
今は、不安でしょうがない、という感覚はないから。
「だから、どうしよう?」を考えているから。

私は、まだまだここからスタートする。
「〇〇したい」を見つけて、口にしただけだ。
私のこれからの歩みは、
山田ズーニーさんの言葉に支えられている。

心の火種をどうやって発見するか? 消さないか?

消すとすれば、それは社会や組織ではなく自分であるし、本気で守ろうとしたら守り通せるのだと私は思う。

『おとなの小論文講座 p.028』より

何度も消しそうになって、
消してしまって。
でも確かに芯は残っていたし、
残し続けてもらった火種だから
守り通そう。


photo by 写ルンです│
大好きな雪柳の花。家の前に川が流れていて、川べりにたくさん植物がいるおかげで、季節を感じられている。

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