自分を前に向かせるコピーライター
自分は大学1.2年の頃、コピーライターに憧れ、勉強をしたり、宣伝会議賞に応募してたりしていた。
けど、いいコピーを書くには、コピーの勉強以外のであったり、新たな専門性の獲得をすることが大事だとされていたため、違う勉強をはじめ、コピーから離れていった。
そもそもコピーとは、言葉を用いて人の心を動かし、企業のマーケティング課題を解決しようとするもの。そう考えるとその舞台は広告に限らないし、身の回りの日常生活にいくらでも潜んでいる。
そもそもよくわからない企業の商品のために、人の心を動かす言葉を編み出すより、自分が前を向いてやる気満々で動けるようなコピーを開発したいし、そのコピーライティング技術を、自分の課題や自分の大切な人の課題を解決するために使った方がいいんじゃないかと思った。
そして、それ以来コピーを書くということをしていなかったが、
今こうしてnoteを書いて気づいたのは、自分はコピーライター的思考を用いているということだった。
note始めたての時は、何を書いていいのか、そして何を自分は書いているのか、おぼろげだった。
だけど、文章を積み重ねてきて「自分が何を書いているのか」に気づいた。
「自分のこの絶望的状況でもいかに前をむけるか」というお題を答えるためのキャッチコピーを考えていると。
「今の自分がいかに前に向けるか」という課題に対して、ブレストして、一番いい切り口を考え、言葉とか論理を編みだす。
それは別に都合がいいものだっていい。前を向いて一歩踏み出すということが目的だから。
それにどんなことにだって良い面と悪い面がある。そこで悪い面ばかり見てもしょうがないし、どうせならその一番良い面を見た方がいい。
そうやって、自分が落ちた谷底に足場を作っていった。そして、地上への光を目指して、ひとつひとつnoteを積み重ね、ハシゴを作っていった。
ここが地上かはわからないが、とりあえずは明るい。
50以上の色んな種類のnoteを書き殴ってきたけど、そういう足場とハシゴみたいな役割をしていたnoteをまとめたのが、このマガジン。
コピーライティングは、光を切り取ろうとする技術のことだと思う。
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