日本の神道とキリスト教のちがい
2014年4月30日の午後に、当時首相であった安倍さんと昭恵夫人は2日間の英国公式訪問の際、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(以下、UCL と言う)の敷地内にある「長州ファイブ(Choshu Five)」の顕彰碑(けんしょうひ)を訪れました。
長州ファイブは今からさかのぼること約150年前に日本の近代化のリーダーになるべく渡航しました。
長州ファイブの一人伊藤博文は後に日本の最初の首相になっています。
そして、安倍元首相は長州出身の政治家です。
長州ファイブのロンドン大学留学のお膳立てをしたのは、英国のフリーメーソン(ユダヤ)であったとされています。
長州ファイブが樹立した明治新政府は、神仏分離によって神社と寺院を分離し、神社をコントロールしやすいようにした上で、明治天皇をすえて神道をあやつり、後に二度の世界大戦に参戦しました。
神社本庁は、伊勢神宮を本宗として、その他の神社を重層的な階層に位置付けるという神社神道のピラミッド構造を構築しました。
そのための布石として、明治天皇を天皇としては初めて伊勢神宮に参詣させたというわけです。
長州族は明治維新に政権を獲得して以来脈々と政権を維持しています。
長州族は天皇を国体の中心に据えて連合国を相手にして大平洋戦争を戦い敗れました。
しかしながら、それでも長州族は今だに日本の政権の中枢に座り続けています。
この様に、明治維新の長州族の洗脳から始まったフリーメーソン(ユダヤ)による日本支配は現在に至っても今なお変わることはなく続いています。
ここまで考えたら1つの疑問が湧いてきます。それは、明治維新以来の150年の間に最後の止めを刺すチャンスがあったにも拘らず何故フリーメーソンは日本に最後の止めを刺さなかったのでしょうか?
彼らの方法論には一つのパターンがあります。
先ずは他民族を洗脳すること、長州ファイブをUCLに招くこともその一つです。これについては充分な成果が上がっています。
それは、日本が見事に政治・経済の脱亜入欧をはたしたことです。
二つ目は優秀な宣教師を派遣して宗教改革を達成することです。
ところが、この二つ目の成果が日本においては一向に進まない。
宗教とは悪く言えば人を洗脳し支配することです。より多くの人を洗脳した宗教が大きくなっていき、信者や収入が増えて政治を動かし社会的影響力が増大していく。こんな流れとなっていきます。
ですから、人を洗脳する道具が必要となります。その道具とは各宗教が持ち合わせている宗教の根幹をなす教義・経典です。
日本には特別に優秀な宣教師が派遣されていると聞きます。彼らは教義・経典を基本としてキリスト教を広めることのプロ集団です。
彼らの仕事は、他国に派遣されたならその国に根ざしている宗教の教義・経典を取り出し、キリスト教の方が優れていることを説明して改宗を促すプロ集団です。
それでも日本にはキリスト教の普及が進まない。日本に来た宣教師は日本には厚いベールが掛けられている、と言います。
厚いベールは一つの真実かも知れません、
しかしながら、優秀な彼らではありますが一つの真実を見落としていました。
それは、日本の神道には教義・経典が無いことです。
と言うことは、神道は教義・経典の解釈の違いから争いが生じることはありませんから、全ての宗教と和合できる宗教となります。
現に日本においては奈良時代より明治維新まで神仏習合で何の問題もなくやってきました。
そうなんです、神道は他の宗教をまる呑みにすることができる宗教だったのです。
このように、神道にはそもそも教義・教典が有りませんから考えを変えること、即ち改宗することには論理的に無理があるのです。
私たち日本人はある宗教に入信していても、何のわだかまりもなく神社参拝が出来るのはこのためです。
私たち日本人は他の宗教によって完全に洗脳されない様に作られている様です。
それは、私たち日本人が色濃く縄文人のDNAを引き継いでいるからでしょうか?
DNAの引き継ぎについては、こちらに詳しく書いてます。よろしければごらんください。
それとも、単に心に刻印されているだけなのでしょうか?
神のみぞ知るであります。
最後まで読んで頂いて。
ありがとうございます。
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