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我思ふ Pt.152

ジャイアンとスネ夫。
ドラえもんの世界を牛耳る極悪コンビだ。

だが時に義理堅く、時に熱い友情で仲間を助けるジャイアン。
実はとても弱虫だけど、時にそれを振り切り友情を優先し脅威に立ち向かうスネ夫。
それらを評価する世間の声も一定数ある。

私はこいつら嫌いです。
何が嫌いってたまに綺麗なところを見せることで落差をつけ、より綺麗に見せる方法だよ。

DVのそれや、不良が野良猫を愛でているだけでトゥンクしちまうってアレだよ。

まずジャイアン。
ジャイアニズム溢れるあの言葉。

「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの。」

というヤツ。

自分勝手、自分本位をこれほどまでに表現した言葉はないだろう。
血縁関係でこれを実践しているヤツがいたら間違いなくアスファルト上でトゥームストーン・パイルドライバーです。
そして冒頭述べた、たまに見せる「いい奴感」もムカつきます。

心の友よ?
そんなもん都合がいい時だけほざくもんじゃあねぇ。
普段からのコミュニケーションがあってのことだ。

寝言は寝てから言うものだが、貴様だけは死んでから寝言を言え。

そしてスネ夫、貴様だ。
この嫌味しか言えないゴミくずを一文で全て表現できるあの言葉。

「悪いな、のび太。この車は三人乗りなんだ。」

仲間外れというヤツか?このリーゼントもどきが。
貴様は知的生命体ではないのか?
虫でさえ共通の宿敵相手に、団結をするというのに、貴様は人類という自覚が無いのか?
こんな人を貶す言葉は言いたくはないが貴様だけには堂々と言える。

貴様は虫けら以下だ。

え?
なんでこんな冒頭からキレ散らかしてんのかって?

皆さんの周辺にいませんか?

まさにジャイアンとスネ夫って方々。

もれなく私の周辺にもいるんス。

自己愛に溢れ、小さなお山の上でドヤ顔をひけらかして、承認欲求の自慰行為に励むジャイアン。
ジャイアンの太鼓持ちとしておこぼれにありつけようとイエスマンとなり、虎の威を借る狐どころか虎の威を借りきれていない小犬にすぎぬスネ夫。

私の周辺にいるジャイスネコンビは本当に典型例ですよ。
会話を聞いているとリアルにコーヒーを吹きそうになる。

まぁこんな人間の「あるある」を古の頃から、空想やファンタジーを表現するのが主流だった漫画やアニメで表現した藤子不二雄F先生はやはりとんでもない怪物だったんだろうな。

あんな風に面白おかしく、そして人間の感情を逆なでするような人間を描き、それを罰して、罰したヤツもその業を受けるという闇深い物語を書こうと試みたことがあるが…
あんな濃いキャラクターを取り揃えて、闇深い獄のさらにその向こう側まで見渡したような物語を書き続けるなんて正気の人間にできることじゃねぇよ。

結局何が言いたかったってぇとね、あたしゃノンフィクションしか書けねぇやってことですよ。

いや、書けてねぇけど。

(´・ω・`)


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